危機一髪《リク続》 ページ20
ナイフが私に当たる寸前で腕を引っ張られた。
そのまま誰かの胸に当たる。
そして、すごく落ち着く匂いに包まれた。
｢梅、ちゃん、｣
梅｢あっぶねー、｣
『お前……』
男の人は梅ちゃんになんか言ってる。
聞こうとしたけど梅ちゃんが私の耳を塞いできて何も聞こえなかった。
いや、聞こえないようにしてくれた。
視界の端で警察に通報してくれてる花江くん。
身長が高すぎて迫力のある江口さんは私たちの前に立ってくれてる。
壮馬くんは私の背中を摩ってくれてる。
周りで見てた男性たちが協力してくれて男を取り押さえてくれた。
男は警察に連れていかれ、私たちは事情を聞かれた。
警｢何があったか話せますか？｣
｢…｣
梅｢A？｣
｢…あ、握手を求められて、｣
今まで平気だったのに、梅ちゃんに肩を抱かれて手を握ってて貰ってるのに震えが止まらなくなった。
梅｢大丈夫、大丈夫｣
ほかの3人は別の人に話をしてるらしい。
｢私……それに応えて｣
深呼吸をしながら、警察の人に話していく。
全部話し終わって、壮馬くんたちと合流した。
斉｢A…｣
｢あ、みんなありがとうございました！ちょー助かりました｣
まだ震えが止まらない手は梅ちゃんが繋いでくれてる。
江｢もー、街中でファンの人と会っても触れ合うの禁止｣
花｢事務所には連絡したから。江口さんが。
1人で仕事に来るの禁止だって。お迎え呼ぶからって｣
｢おぅ、ママン……｣
花｢ふざけない！｣
｢はい。｣
斉｢大丈夫？｣
｢うん！この通り！まぁ少し怖かったけど、って、なんでSolidSでいたんですか？え、すごい気になる。｣
江｢ご飯食べに行こうとしてたら全員のAセンサーが働いたのー｣
｢え、なにそれ怖｣
花｢結果的に助かったんだからいいでしょ｣
｢確かにです。｣
斉｢ほんと、無事でよかった〜｣
みんな明るく明るく接してくれるから、少しだけ安心した。
みんなと別れて、今日は休みなっていう事務所に甘えて、帰ってきた。
梅ちゃんも休みになったみたい。
｢ふぅ……｣
梅｢無理しちゃって。まぁでも、あんなことがあった後に3人に心配かけないように明るく振る舞うなんて、頑張ったじゃん。｣
｢本当はね、3人に会うのも怖かった。どうしてもあの男の人と重ねちゃって。｣
梅｢うん。｣
｢どうしよう。今すっごくファンの方が怖い｣
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ゆり(プロフ) - ayaumeさん» コメントありがとうございます！！いいですよね、、今1番ハマってるんです笑みなさん、反応してくださって嬉しいです!! (2021年2月7日 20時) (
レス) id: c35d05e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
ayaume - 乱入すみません！ハニーレモンソーダ良いですよね！梅ちゃんを見にずっと読ませてもらってたんですけど、まさかコメでハニレモの話題が出るとは！(ハニレモファン)恐るべしオタク業界！ (2021年2月7日 0時) (レス) id: cebc7a01dc (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 月夜さん» コメントありがとうございます！そうなんですね!!ほんとに面白いですよね…似てます笑そうなんですよね！わかった時えっ？！江口さん？！ってびっくりしました笑ありがとうございます！これからもよろしくお願いします!! (2021年2月5日 18時) (レス) id: c35d05e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 私もハニーレモンソーダ好きです！よく考えたら似てますよね・・・！だがしかしCVは江口さんです。それはそれでいいですけどね。これからも読ませていただきます！頑張ってください！ (2021年2月5日 17時) (レス) id: ac2331b842 (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - クリッチさん» コメントありがとうございます！はい！大好きです！私も友達に勧められて読みました笑もう1回意識したらどうしてもCV.梅原裕一郎になってしまって…笑ありがとうございます！これからもよろしくお願いします!! (2021年2月5日 0時) (レス) id: c35d05e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわり | 作成日時：2021年1月5日 23時
