さぷらいず ページ31
ポケットに入ってるスマホが鳴り止まない。
「梅ちゃん、電話来てる」
梅「絶対西山だから出なくていいよ」
いや、でも、そう言おうとすると
バンッとうしろで開かれるドア。
ビクッとしてドアの方を見ると
西山宏太朗が立ってた。
西「人が!気遣って!電話してあげたのに!なんで!出ないんだよ!」
って叫んで息切れしてるこうちゃん。
梅「バンッて入ってきて行/為中だったらどうすんの」
「はっ?」
西「外で全部聞いてました〜」
梅「盗み聞きとか趣味わる」
「えっ待って、2人ってこんな仲悪かったっけ?」
梅「うるさい黙って」
「んっ、」
急に不機嫌になった梅ちゃんに何故かキスされる。
西「俺が二人の時間邪魔したから怒ってるんでしょ。2人が俺の前でキスしても今更なんとも思わないし。」
いい加減こうちゃんの前でなんの躊躇いもなくキスするのをやめて欲しい。
梅「てかなんで入ってくんの」
西「このあとのラジオ収録、Aちゃんゲストなの忘れたの?打ち合わせまだやってないじゃん」
梅「あぁ、忘れてた」
「えっ!私ゲストなの?!」
何も聞かされてない……
あっ、サプライズか。
こうちゃんと梅ちゃんが言い合ってるとぞろぞろ入ってくるスタッフさん
「すみません、ありがとうございました。」
時間をくださったスタッフさんにお礼を言う。
そのまま打ち合わせが始まった。
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作者名:ふわり x他1人 | 作成日時:2020年7月2日 0時