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、
【和也side】
「……嘘」
和「え？」
「今、嘘ついたでしょ、和也くん」
和「え、と、何で？」
さっきAは、和也くんにはお見通しなんだね、と笑ったけれど。
Aも結構俺のことを見てくれてると思う。
2年間、俺が風邪引いて熱だして、それでも我慢してなるべく顔に出さないように学校に行った時だって。
Aは急に俺の側に駆けて来て、俺の額に触れ、次の瞬間には強引に腕を引っ張られて保健室の前に居った。
誰も、気がつかなかったのに、Aは俺の変化に気づいてくれた。
「白状しろ！」
腰に手を当てて、ふふん、と鼻でも鳴らさんばかりに俺をドヤ顔で見つめる。
………言えへんよ
離された手をもう一回握る口実を考えてたなんてさ。
でも、今はそれより
和「…………ぷっ、」
君の自信満々なドヤ顔が、かわいくて仕方が無い。
和「あははは！」
懸命の照れ隠し。
きっと格好ついてないと思うから、真っ赤な顔は見ないフリをして。
「あー、笑ったなぁ？」
怒ってるのか笑ってるのか、不自然に歪んだAの顔が余計笑いを呼ぶ。
「ぷ…あはは！」
Aも吊られて笑顔になった。
和「手…繋ご、」
無造作に。緊張してるのがバレへんように、なるべく気丈に振る舞う。
うん、って嬉しそうに頬を赤らめるAに、ドキッとしたのは秘密で。
和「…好きやで、」
遠慮がちに触れた手をぐいっと引き寄せて、Aの首に顔を埋めたら、服越しにAの心臓の音が聞こえた。
Aが、和也くん、って俺の名前を呼ぶ。
それだけで気分が上がる俺は、Aに相当惚れ込んでる証拠。
「…大好きだよ、和也くん」
少し間が空いて、Aが呟いた。
Aが俺に抱きつく力を強めたのがわかる。
和「あー、帰りたないなー」
こんなこと言ったらAが困る、ってわかってるのに。
Aの側に居たら、どうも調子が狂う。
「ふふ、寄り道、しよっか」
明日は、きっと今日よりも、楽しい日になる。
明後日は、もっと。
そうやって、2人だけの思い出、積み上げて行きたい。
君と俺なら、きっと、未来を変えられる、って思ってしまうのは
俺が君を誰よりも愛してるって自信があるから。
「ね、駅前の新しいケーキ屋さん行きたいな、」
和「お、ええね」
＊fin＊
Daichi Imae*＊→←Kazuya Ohashi*＊
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ユウ∞JUMP - ゆぅりさんの短編集、全部見てリクもさせていただきました^^こちらもお願いします!!大好きなまとくんで！ 『林真鳥k 嫉妬』まとくんに嫉妬してもらいたいです///お願いします!! (2016年5月9日 0時) (
レス) id: 2a395b948c (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - 大橋和也くんで、おうちデートでほのぼのしたやつお願いしますっ、説明わかりにくくてすみません！これからも、@ゆうりさんの応援しています！ (2016年5月4日 12時) (レス) id: fd39f17900 (このIDを非表示/違反報告)
とことまる - ゆぅりさんの作品全好きで更新のたび速で読ませて頂いています。リクエストしたいのですが、末澤くんで甘々お願い出来ますか？よろしくお願いします！ (2016年5月4日 1時) (レス) id: 3f75657adf (このIDを非表示/違反報告)
ちぃまる。(プロフ) - 藤原丈一郎くんで、ヤキモチ妬いて若干拗ねて、最後は甘々になるのがみたいです！わかりにくくてすみません、よろしくお願いします！ (2016年5月3日 23時) (レス) id: 666b1d484c (このIDを非表示/違反報告)
＠ゆぅり(プロフ) - アンドゥさん» リクエスト大変嬉しいのですが、申し訳ありません。私はまだ16歳なので、裏のリクエストはかけません。ご理解よろしくお願いいたします。 (2016年5月3日 9時) (レス) id: 8803da674c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@ゆぅり
| 作成日時：2016年2月20日 20時
