funky8のお姫様 2 (ページ4)

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おっふとぅんページ4

晴｢Aちゃーん！！おふとぅんどこあるーん！！｣

『畳の部屋のとこ～！』

晴｢あったー！｣

『ならリビング持ってきて～ついでに私のも』

晴｢Aちゃんは自分の部屋で寝えや？｣

『はれたろと寝たるし』

晴｢敷布団体痛くなるやろ、女の子やねんからベッドで寝えや？｣

『えーえーの！！取材の時この話したいねんもん』

晴｢それ目的かい｣

結局はれたろが私の分のも持ってきてくれてーん♡

さすがやろ？♡

いや、そんでな？歯磨きとかして布団入ってんな？

そこで廊下の電気消し忘れたことに気づきました。

はい、あったまったのにいいい。

『…よいしょ、さむっ…』

晴｢…どこ行くん｣

『起きてたん？廊下の電気消し忘れたから消しに行くだけやで？』

晴｢……って、｣

『ん？』

晴｢…行かんとって｣

はれちゃんがこんなこと言うの珍しいねん！

やから、なんかあったんやなぁ思て、布団戻ってん。

話聞いたりたいしな？

『晴太郎？なんかあった？』

晴｢別に｣

『よしよし、』

はれたろを抱きしめて頭を優しく撫でるとはれたろの手が背中に回った。

晴｢Aちゃんはどこにも行かんとって…｣

『行かへんよ、ずっと関西におる。絶対デビューして晴太郎たちの前におる』

晴｢…｣

『誰が辞めても私は自分の夢を追いかけ続けるから、絶対、それだけは約束する』

晴｢伊織くんとか辞めてって、いつか俺1人なるんちゃうかなって思って、｣

『私がおる限り晴太郎のこと1人にはさせへん』

晴｢ありがとう、俺も夢諦めへんから、｣

『おん』

そう言うと胸のあたりからスースーと寝息が聞こえた。

私はもう一度晴太郎の頭を撫でた。