康二 ページ11
康二side
『康二〜、今日家行ってええ？』
康｢ええよ〜｣
『ならこの後一緒帰ろ〜』
康｢迎えくるな｣
リ｢なんで呼び捨てなってるん…？｣
真｢俺のAが取られた…｣
淳｢まとくんのではないけどな笑｣
那｢多分大丈夫やで、甘えたいだけやろうな｣
誠｢俺らに甘えてくれてええのに〜｣
丈｢あいつに甘えられても…｣
和｢とか言いながらやもんな！！｣
真｢丈が1番危ない！｣
丈｢は？！｣
って会話も知らずにAと帰ってます。
今日はお泊まりになりそうやな〜笑
『康二〜』
康｢なに〜｣
『なんもない』
康｢ちゃんと話さなあかんよ？｣
『…わからへん、』
康｢どうしたん？｣
『東京ではキンプリとして紫耀と廉がデビューしたやん？もちろん、おめでたいし嬉しい。でも、悔しいし、関西におって欲しかった気もすんねん』
康｢おん｣
『そんでな、この前晴太郎が家に泊まりにきてん。その時に晴太郎が"周りがやめていっていつか自分1人になるんちゃうか"って言うてたんよ』
康｢おん｣
『それに対して"私がおるから、晴太郎の周りが全員辞めても私は夢を追いかけ続けるから"って言うたんよ』
康｢おん｣
『でもな、自信ないねん。わからへん。晴太郎の前におれるかわからへん。紫耀と廉がおらんくなって、柊真も新しい道見つけて、ゆっくんも別の道で活動して。みんな楽しそうに、活き活きしてるやん？』
康｢せやな｣
『私も辞めて別の道見つけた方がええんかなとか思ってまうねん、ごめん、弱いやんな笑』
康｢おん、Aは弱いで｣
『…っ、せやんな、』
康｢でもな？Aの弱さは俺らで支えれんねん。支えれんねんけどな、夢追うこと諦めたら俺らは何もできひん｣
『…』
康｢正味、別の道行くのもええかもしらん。俺やって相方がおらんくなって、関西から大好きな人がどんどんおらんくなって、別の道行くか迷ったときもあった｣
『…』
康｢けど、その度に大ちゃん、龍太くん、流星、funky8のみんな、それにAが支えてくれた。無意識かもしらんけどAの一言一言が俺を救ってくれたんよ？｣
｢…、｣
康｢やから、これからは俺がAのこと全力で支える。まだ夢、追いかけてみらん？｣
『おん…』
康｢辛くなったら言ってこい。俺がAの辛さ半分もらったる。メンバーにちゃんと話していっぱい泣けばええんよ｣
『ありっ…がとっ』
康｢よし、もう今日はこのまま泊まっていき！！｣
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作者名：みぃこ x他1人 | 作成日時：2018年1月21日 0時
