王様ゲーム / I.Daichi ページ7
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" 王様だーれだっ !! "
俺は正直、このゲームは好きやなかった。
" はいっ !! "
そう勢い良く手を上げたのはいつも元気でサークルのみんなにも人気なAちゃん。
正直、あまり喋ったことないし関わることなんて無いって思ってた。
____今日までは。
「じゃあ、ラッキー7の人私とアイス買いに行こ！」
" え、7番誰〜！ "
" え、丈とちゃうん？ "
" ありがたいことに俺2ばーん !! "
「丈、一言余計や！で、7番だれ？」
「なあ、今江とちゃうん？」
「え？あ、俺やわ。」
興味なしにぼーっとしていた俺は自分が7番だということを忘れていた。
「Aー今江が7番らしいで！」
なんて、大声で言う丈。
面倒くさいなあ。なんて思ったりもした。
「お！ほな！今江くん！王様の命令やで！」
「わかった。」
" ほんま、今江が可愛そうやわー "
Aちゃんは丈から飛んでくるヤジに返しながらニコニコと部室をあとにした。
その後ろに俺はついていった。
しばらく何も無言のまま歩いていると近くのコンビニ。
アイスケースのところへ歩いていくAちゃんの後ろを歩く。
「今江くん、なにがええ？？」
「あー、俺はええよ。」
「えーそんなんあかん！付いてきてもらったんやから！」
じゃーこれね？と半強制的にAちゃんが入れたのは2つに割って食べれるアイス。
お会計も済ませてコンビニを出た。
「はい！今江くん！」
「あ。ありがとう。」
「ごめんなあ。面倒くさかったやろ。」
「そんなことないで。」
「ほんまに？よかったあ。」
「…あのさ。今江くんとこうやって話すんって初めてやんな？」
「ん、せやなあ。」
「ちょっとな、話してみたかってん。」
「俺なんかと話してもなんの特にもならへんで？」
そう。別に丈みたいにおもろいやつでなければ末澤みたいにかっこいいことなんか出来ひん。
「俺、何もないやつやからさ。」
はあ。自分で考えて、言って、何凹んでんねん。
「そんなことないで？」
そうやって手を伸ばしてくれたんは君やった。
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メロンパン(プロフ) - マナさん» マナさん！嬉しいです！ありがとうございます！！ぜひ書かせていただきますね(*^^*) (2017年8月22日 17時) (
レス) id: 4ef771dbaf (このIDを非表示/違反報告)
マナ - この作品大好きです！応援してます！あと、リクエストお願いすることってできますか？もしよければ、朝田淳弥くんで夏なので彼女の海に行って遊んでいたりすると彼女がナンパにあってそれをかっこよく助けるって話がみてみたいです！ (2017年8月19日 14時) (レス) id: c399d5323f (このIDを非表示/違反報告)
藤井遥(プロフ) - メロンパンさん» いえいえ!! よかったです！ (2017年8月10日 16時) (レス) id: 6306555152 (このIDを非表示/違反報告)
メロンパン(プロフ) - 藤井遥さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(´Д⊂ヽ ほんとに嬉しいです！これからも頑張りますね＼(^o^)／ (2017年8月9日 22時) (レス) id: 4ef771dbaf (このIDを非表示/違反報告)
藤井遥(プロフ) - メロンパンさんの作品大好きです!!更新頑張ってください＆楽しみにしてます!!応援してます!! (2017年8月9日 19時) (レス) id: 6306555152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンパン | 作成日時：2017年7月30日 16時
