I am in love with train.

7.Party ページ7

「おじゃましま〜す。」

コーイチの家に着いて、大きな声で挨拶してみた。

晃母「あら〜、Aちゃんじゃな〜い！」

「こんにちは！」

晃母「あらあら、みんなもいるじゃない！
大きくなって〜、ほら、上がって上がって！」

『おじゃましま〜す！』

「あ、みんな先行ってて！」

『OK〜』

晃母「あら？Aちゃんも一緒にコーちゃんの部屋行かないの？」

「その前に、渡したいものがあるんです。」

晃母「渡したいもの？」

「はい、これ！」

晃母「これって…！」

「私の母とコーイチのお母さんとの写真です。」

晃母「懐かしいわ〜、でも、どうしてこれを？」

「母の部屋を整理してたら見つけたんです。」

晃母「そうだったの…。もう、3年？」

「はい…。もう、大事な物だけ残そうって思って。」

晃母「そっか、Aちゃんはもう大丈夫なの？」

「う〜ん、大丈夫かって聞かれるとまだ受け入れられないんですけど、少しずつなら。」

晃母「そう、もう見ないうちにすっかり大人になったのね。家、隣なのに。」

「え、まだそんな！(笑)でも、支えられてます、コーイチにも。みんなにも。」

晃母「コーちゃんもか…(笑)頼ってやって。あんなんだけど(笑)」

「はい、甘えます(笑)」

晃母「私にも頼っていいのよ？娘みたいなもんだから！」

「ありがとうございます。母のこともたくさん聞きたいですし！」

「いつでも、来てちょうだい！でも、今日は、まずあなた達だけで楽しんで！ほら、みんな部屋で待ってるわよ！」

「ですね！ ありがとうございます！」

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