41.real date ページ43
オシャレに関してはすごいこだわりがあって、
人と同じようなものは付けたくない。
って感じのタクヤが自らペアルックを考案するとは。
しかも、前々からちゃんと探してくれてて
私に似合いそうな物も見つけてくれてた。
それだけで、胸がいっぱいだった。
「もしかして、聞いてたの?」
そう。
前に雑誌を見てる時、
ペアルックのランキングが載っていた。
1位がペアリング。
2位がパーカー。
3位がキーホルダー。
見ていた雑誌に載っていたモデルさんたちが
つけていたペアリングがシンプルで凄く可愛かった。
だから思わず、可愛い、って呟いた。
独り言だったし今思うとタクヤと同じ空間にいたから聞こえてなくもない。
拓也 「ま、そうゆうことにしといてやるよ」
なんて言いながらリングを見つめて嬉しそうな顔をしている。
こういう何気ない優しさがたまらなく好きだな
って心の中で思った。
私たちはそれぞれサイズを合わせた。
拓「プレゼントな」
「え、そんなの悪いよ!」
拓「いいの、大切にしろよ?」
「うん、ありがとう!」
リングはタクヤがプレゼントしてくれることになってそのままつけて帰ることにした。
帰り道、プレゼントしてもらった指輪を眺めてると
拓「ずっと、ニヤニヤしてる」
「え?だって、幸せすぎるもん」
拓「こっちがニヤける」
「なんでタクヤがニヤけるの〜(笑)」
拓「いや、プレゼントしたかいがあるなって」
「これ、毎日つける!学校にも!」
拓「そうだな、幸い規則厳しい学校じゃねぇし。」
「これで、タクヤに他の女の子が寄ってこないね?(笑)」
拓「Aこそ、6人がちょっかい出さなくなる」
「どーだか(笑)」
拓「ま、だしたらたくちゃんキックだけど」
「でたでた(笑) コーイチがビビるよ」
拓「コーイチなんて家が隣なんだから尚更」
「なんで〜?何もないけど(笑)」
拓「もういっそ、うち住めばいいのに」
「え、それはやばいでしょ(笑)」
拓「案外本気なんだけど?A、一人暮らしだしなんも問題ないでしょ?」
「私はなくてもタクヤの家族に迷惑かけちゃう」
拓「じゃ、二人で住む?」
「それなら問題ないかもね(笑)」
拓「ママに聞いとこ」
「え、本気?」
拓「案外本気って言ったでしょ」
「はいはい(笑)」
こんな会話をしながら帰った帰り道は
いつもより2人の愛が深まった気がした。
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ガリガリヤンキー(プロフ) - ところてんさん@低下かもさん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年1月10日 10時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
ところてんさん@低下かも(プロフ) - ガリガリヤンキーさん» いえいえ、これからも面白い作品を作ってくださいね (2016年1月9日 12時) (携帯から) (レス) id: fd97321a98 (このIDを非表示/違反報告)
ガリガリヤンキー(プロフ) - ところてんさん@低下かもさん» コメントありがとうございます。初作品で、わからないことが沢山ありますが、応援していただけるとありがたいです。お知らせ、ありがとうございます!! (2016年1月9日 9時) (レス) id: 8487406707 (このIDを非表示/違反報告)
ところてんさん@低下かも(プロフ) - とても面白い作品ですね!でもオリジナルフラグたってますので外してください。 (2016年1月9日 7時) (携帯から) (レス) id: fd97321a98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ガリガリヤンキー | 作成日時:2015年12月31日 18時