43話 ページ43
「試しに何か作ってみましょうか!」
「うん」
創作のアリスでデザインから製作まで取り掛かる
「すご〜い!!かわいい!!」
机にはあっという間にたくさんのスイーツが並んだ。
ケーキにクッキー、
ラングドシャにマリトッツォにグラニータ。
大きなクグロフ。
「Aちゃんすごいよ!!」
「ありが..とう」
思ったよりも上出来だ。
「棗、食べてくれるかな」
「もちろんだよ!一緒に頑張って、棗くんにもきてもらおう!」
「うん...!」
それから、梅ノ宮さんとお部屋の装飾やメニューの考案、他のスタッフ集めに取り掛かった。
いっぱい作って、いっぱい棗に食べてもらおう。
学園祭なんて参加したことない私たちだったけど、棗にも楽しんでもらおう。
その日の準備は順調に進んだ。
「今日はこの辺りにしておこうか」
「うん。その・・あ、ありがとう」
「え?」
「私なんか誘ってくれて...」
「私の方こそだよ!Aちゃんがいてくれたから、他に手伝ってくれる人も、かわいいメニューも増えたんだし!
一緒に頑張ろう!Aちゃん!」
「うん...!」
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作者名:ゆら | 作成日時:2023年9月20日 0時