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20話 ページ20
「あかんで〜陽ちゃん。こんなお兄ちゃんとおったら、悪い影響受けてまう」
「あ、佐倉さん」
「ぎゃぁぁぁぁ！！！」
あちゃ...陽ちゃんのアリス、悪霊使いが働いてしまった。
その光景をなんとなくみていると、制服を小さく引っ張られた。
「ん？陽ちゃんどうしたの？」
「ん」
陽ちゃんが指さしたのは、佐倉さんが持ってた「セントラルタウン」の旗。
「行きたいみたいだよ？セントラルタウン」
「棗、連れてってあげようよ」
「・・・わかった」
「ほんまに！？！？」
「よかったね！蜜柑ちゃん！」
「うん！」
陽ちゃんや佐倉さん達がいるにしても、棗と一緒にお出かけするのなんていつぶりだろう。
ちょっとだけ...楽しみかも
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作者名：ゆら | 作成日時：2023年9月20日 0時
