第49話 ページ9
貴方「え？」
侑「おるの、わかっとんのやで？気配消してんやろうけども？」
貴方「？」
？「なーんでバレちゃうのかなぁ…」
貴方「お、及川さん…」
及川「まだ居たんだね。もう居なくなったんだと思ったよ」
貴方「まだ復讐できてないので」
及川「は？復讐ってどういうこと」
貴方「そのまんまの意味ですよ。というか、復讐するまで退部しませんから」
及川「意味わからないんだけど。好きにすれば？どうせ、お前のこと信じる人なんていずれ居なくなるんだからね」
貴方「それはこっちのセリフですよ。ね、侑くん」
侑「せやせや、落ちこぼれの、かわいそかわいそな青葉城西さん達♪」
貴方「侑くん、タチ悪い」
侑「煩いわアホ、せやかて、覚悟しとき〜
ほな、行くで」
貴方「う、うん！」
私は小声で
「絶対負けませんから」
宣戦布告したのであった
侑「お前の方が、タチ悪いんと違う？」
貴方「煩い！バーカ！」
ちょっとずつ明るくなってるのはここだけの話
こんな、嫌な生活からもうすぐ離れられると思うと嬉しくて嬉しくて仕方がないのだ
侑「わ、笑った？？！？！？！？」
貴方「へ？え？！」
侑「今、お前笑った？！」
貴方「き、気のせいじゃないの？」
侑「じゃ、そういうことにしとくわ、ほな、またな！」
貴方「うん！また後でね！」
私、無意識に笑ってたのかな…
なんだか頬が上がってる気がする…
＿＿＿＿＿い お＿＿＿＿＿＿ い
？？？？
なんだ？
？「おいってば！」
貴方「？？！？！」
？「もしもーし？」
貴方「あ、はい！！って……龍久…」
龍久「はっはっは！なにぼーっとしてんの？つか、ちょっと気持ち悪かったぞ」
貴方「傷ついた、」
龍久「ごめんごめん。んで、調子はどうだ？」
貴方「えっとね…普通かな…？」
龍久「いや、嘘だな！惚けてたし！誰だ！吐け！」
貴方「いや違うから！やめて？！」
龍久「お兄ちゃんにチクってまうぞ〜」
貴方「脅しはいけないと思います」(真顔)
龍久「真顔で言わないでください。少し、いや結構傷つきます。」
貴方「知るか」
龍久「ま、いいけど…何かあったら俺も頼れよな〜」
貴方「素直きもい、やだ」
龍久「今日はやけにうざいな？！」
こんな日がずっと前から続いてたら良かったのにな…
なんて、
もう叶わなそうだけどね
神崎「ちょっと、あんた、話があるからついてきて」
貴方「う、うん…」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
文字数 ( ＾∀＾)
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作者名：ねう | 作成日時：2018年11月15日 14時
