私は信じてる

第32話 ページ40

貴方「いつからここに居たんですか」

黒尾「結構前から居たんだけどさぁ…出てくるタイミング…わかんなくてさ」

貴方「結構前って…どのぐらいですか？」

黒尾「及川と、お前が…仲良さそうに話してるところから…かな？」

貴方「いや、仲良く話してないですから…」

黒尾「でも、遠目から見て仲良さそうだけどな」

貴方「そうですか…」

黒尾「そうそう」

貴方「本当に仲良くはないですから…」

黒尾「まぁ、ちょっと、主将としてどうなのかねって思うけどな」

貴方「…黒尾さんもですけど…」

黒尾「え？俺も？…いやいや、ちゃんとしてるでしょ」

貴方「何処がですか？…そもそも、そんな髪してる時点で…どうなのかなって、思いますけど？」

黒尾「いやいや、そう言うけどな、いっぱい居るぞ？…稲荷崎と烏野以外しっかりしてる奴なんか居ねぇじゃん 木兎だって、あの髪だぜ？しかも、しょぼくれる」

貴方「…どっちもめんどくさいですね」

黒尾「そういう事いうなよ…ったく…」

貴方「じゃぁ、そろそろ戻りますね…マネージャーさんたちが待ってますから…」

黒尾「おー、頑張れ〜」

貴方「ありがとうございます。」

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貴方「すみません、遅れました」

清水「大丈夫よ、愛羅ちゃんの方はまだ来ないの？」

貴方「ごめんなさい…いつもいつも迷惑を…」

白福「Aちゃんが謝ることないよ〜」

雀田「そうだよ？Aちゃんは、悪くないんだから…」

仁花「よよ、呼んできましょうか？！」

清水「お願いできる？」

仁花「シャチ！」


あの時、

私が動いていたら

私は死ぬことが出来たかもしれない

仁花ちゃん…ごめんなさい

私は、あなたの事…守るよ

だから、目を覚めて

今から…私が変わりに…

……

仁花ちゃん…


許さない


許さないよ 神崎 愛羅

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