26話 宮野side ページ30
Aくんにお願いをされ
部屋に行くように促した
その時、櫻井さんに肩を掴まれ
櫻「まも...わかってるよな?」
笑いながらそう言われた
め、目が笑っていないっ
櫻井さんが言う、わかってるよな
つまり、手を出すなよってことだと思う
宮「手は出しませんよ、大丈夫です」
手は、ね
俺だって、Aくんを狙うやつの1人なんだからさ
抱き着いても、払われないようにはなったけど
まだ、足りない
これって、欲張り?
いいや、誰もが思っていること
だから、遠慮なんてしませんよ、櫻井さん
櫻井さんとの、話を終え
やっと部屋についた
『わぁ、こんなにっ』
宮「ジムにも行けるなら行きたいけど、なんせ時間がないからね、こういうのは沢山持ってるんだ」
俺がダンベルを1つ、Aくんに差し出すと
彼はそれを受け取って
2,3回試す
『僕、筋肉が付きづらくて、こういうのをやってもすぐ力尽きちゃうんですよね』
宮「焦らなくてもいいんだよ、自分のペースで。いきなり沢山負荷をかけると鍛えるどころか怪我しちゃうからね」
経験上
言えることは言っておかないと。
Aくんが怪我しちゃ、彼のファンの人や彼自身に申し訳ないから
それから30分くらい
Aくんに合った、筋トレグッズを選んでもらいながら少し世間話をした
話しているうちに、やっぱりこの子はいい子なんだなって
ファンの方に対しての想いや、
俺達男性声優に対しての感謝の気持ちとか
今までこんなふうに話したことが無かったから余計
Aくんの事をしれて嬉しくなった
なんて、1人で考えてたら
足元に合った何かにAくんの足が引っかかり
俺のところに倒れてきて
予想していなかった出来事に
反射的にAくんを守ろうと彼の頭の後ろに手をやり
そのままベッドに倒れた
あ、まってこの状況やばいかも
言うなればこれは騎○位体制
バクバクと動く心臓
更にこんなに近くに顔がっ
耐えきれなくなった俺は
彼を急いで上から下ろし、深呼吸をする
手は出さないと言った以上変なことは出来ない
どうせなら、ハプニングキスの方が良かった...←
『す、すいませんっ、お怪我は!?』
宮「大丈夫、大丈夫だから!ほら、もう戻ろうか」
少年ジャンプで連載されている
全国の少年に夢を与えたあの作品みたいだな
就寝前に
今日の素晴らしい出来事を日記に収めておいた
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fumi(プロフ) - ましゅさん» ましゅさん返事が遅くなってすみません!!ありがとうございます!妄想を詰め込んだだけですけどね笑頑張ります! (2019年11月10日 18時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 大好きです…面白いです…胸がトキメキ過ぎて苦しいです…続き楽しみにしております。無理のない程度に更新頑張ってください! (2019年9月5日 19時) (レス) id: eadb1e86ec (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - ユリア^さん» なんですと!?私としたことがっ、知らせてくれてありがとうございます! (2019年8月27日 22時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - タヌキ寝入りさん» なるほど..これが尊いというものなのですね...更に尊くなるよう頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - 美優さん» 返信遅れてすいません!ありがとうございます! がんばります! (2019年8月27日 22時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:fumi | 作成日時:2019年3月4日 0時