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13話 鈴木達央side ページ15

収録後
まだ諦めてなかった2人は、ずっと俺の後ろを付いてくる


あぁ、もう分かったよ!!


仕方なく折れた俺は、ケーキを手に持つ2人
を連れて家へ帰った


『あ、おかえりなさい。鈴木さん!』


達央「おう、ただいま」


どうやらこいつ1人だけだったらしい
玄関を開けた音が聞こえてたのか、わざわざ出迎えてくれた
後ろの2人には気付かず、リビングに戻るAに続いて中に入る


『鈴木さん、飲み物いります...か...』


振り向いた瞬間、目を丸くしたA


寺「こんにちは、Aくん。さっきぶりだね」


代「初めまして!代永です」


『ぇ...ど、どういう...?』


いかにも慌てた様子がなんとも言えない可愛さで


達央「お前に会いたかったんだと」


『ぼ、僕にですか!?』


緊張しながらも嬉しそうにするそいつを正直あの2人には見せたくなかった


代「可愛い...ほんとに男?」


寺「やっぱり、マスクなしでも美人っ..」


ほらな、こうやってAに惚れる奴らが増えていくだろ?
まぁ、アニメオタクだし声優ファンらしいから誰に会っても心の底から喜ぶんだろうけど


それがなんか、嫌だって思ったり



代「琥珀って君だったの!?告白ライバル宣言歌うときに君の参考にしたんだよ!」


『え!?本当ですか!?..嬉しいです』


そんな話をしているのを横にスマホをいじっていると、約1時間が過ぎて
2人は帰っていった
LIMEも交換したらしく、満足そうな表情を浮かべていた


ムカつく


玄関で世間で言う壁ドンをして自分の足をAの足の間に置く


ビクッと反応して、逃げようとするのを抑えて更に壁に押し付けた


『す、鈴木さっ「達央」..え?』


達央「下の名前で呼べ」


我ながら強引だな、とか嫉妬して醜いな
とか少し思うけどもうどうでもいい


首筋に舌を這わせる


はぁ、可愛すぎる


柔らかそうなその唇を塞ごうと思った瞬間
ガチャと空いたドア


そういえばここ、玄関だったな


谷「何やってんの?」


いつもと違う低い声に、
ヤバイと察した俺は素直に離れた


あと、少し...,


でもまぁ、下の名前で呼ばれることになったし良しとするか


次は、必ず
そう心の中で宣言した俺だった

14話→←12話 寺島side



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作品ジャンル:タレント
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fumi(プロフ) - ましゅさん» ましゅさん返事が遅くなってすみません!!ありがとうございます!妄想を詰め込んだだけですけどね笑頑張ります! (2019年11月10日 18時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - 大好きです…面白いです…胸がトキメキ過ぎて苦しいです…続き楽しみにしております。無理のない程度に更新頑張ってください! (2019年9月5日 19時) (レス) id: eadb1e86ec (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - ユリア^さん» なんですと!?私としたことがっ、知らせてくれてありがとうございます! (2019年8月27日 22時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - タヌキ寝入りさん» なるほど..これが尊いというものなのですね...更に尊くなるよう頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - 美優さん» 返信遅れてすいません!ありがとうございます! がんばります! (2019年8月27日 22時) (レス) id: 2d2025294d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:fumi | 作成日時:2019年3月4日 0時

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