歌い手の僕と男性声優【男主】

【特別企画】2 ページ25

謎にポジティブシンカーになった僕


江「目線、こっちお願いします！」


石「次は虫歯ポーズで！！」


この前罰ゲームで着せられたメイド服を着て
撮影会が行われております


もう、二度と着ることはないなんて


そう思っていたのに


まだ宮野さんが持っているとは思っていなかった


内「..凄いノリノリだね、可愛いけど」


『気にしないほうが勝ちです！あはははは』


内「壊れてるじゃん」


普段の僕だったら恥ずかしくて、こんなこと絶対にしないけど


今は、もう、なんかイイデス


続いて、制服＋ニーハイソックス


『あの、こ、これ短すぎません？』


前かがみになると絶対に下着が見えてしまいそう


前「ぁー、可愛すぎる...」


鈴村「後で俺の部屋来てな」


櫻「いやいや、駄目でしょ」



なんて、ちょっとアブノーマルな発言をする皆さんへのツッコ厶気力も無くなってます


下「嫌だったら、嫌って言ってもいいんだよ？」


『心配してくれるんですか下野さんっ』


下野さん本当優しい


下「待って待って、近い近い。ヤバくなるから」


2歩前に進んだだけなのに
目をそらされて拒否られるなんて泣きますよ！？


賢章「Aくん、おいで！」


僕の気持ちを察してくれたのか
手を広げてくれた賢章さん


それに甘えさせてもらおうと
飛びついた


宮「ちょっと！俺のとこには来なかったじゃん！」


賢章「小さっ、男の子のときでさえ華奢な体だったのに！」


はぁ、いい匂いがするなー


というか、最近宮野さんに冷たかったかな


なんか、僕めっちゃ失礼なことしてるじゃん！


反省した僕は、拗ねる宮野さんのところに行き
抱きついて、色々な意味を込めてすいませんと謝った



と、その時
ボンッという音と白い煙が僕の周りを包み


消えたと思ったら、体がもとに戻っていた


窮屈な服と、ソックス


今までのポジティブな心が一気に冷め
恥ずかしさがこみ上げてくる



『し、失礼しますぅうう』



ポカンと口を開ける皆さんを後ろに
自分の部屋に駆け込んだ



というか、原因はなんだったんだ
二度とこんなことなりたくない...



切実にそう思います..




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