後日談*�� ページ23
「なんて事するんですか！」
「何？やはりあいつと何かあったのか」
「何もないですよ！！せっかくできた貴重な相談相手だったのに、、！」
「相談？そんなものは全て俺にしろ」
「だいたいさっきだって広瀬くんが大切そうな話しようとしてたのに突然入ってきて！人の気持ちをなんだと思ってるんですか！！」
こんな私を好きになってくれたかもしれないのに、私の返答とは別に考えても、あれは無かったことにしていいものではない。
きっと大きな決心をして私に話そうとしてくれていたのだ。それをこの男は、、！
「人の気持ち？お前だって俺を弄んだくせに」
「だからそんなことしてないですってば！！いいですか、これは立派なパワハラです！分かってるんですか！？」
ソファに座る降谷さんのネクタイを掴んで言い放つ。
直後唇に柔らかい感触とこの場に似合わない可愛らしいリップ音が。
「ああ、悪い。顔が近くにあったものだから」
「キィーーーー！！！！！」
「私がまじめに話してるのにふざけないでください！！！」
「俺がふざけてキスをするような男だと思っているのか？」
「だからそうじゃなくてってあ”あ”ぁ“ーー！！！」
話にならないと頭を抱える私を満足そうな笑みで見る降谷さん。
そっちがその気ならこちらにも考えがある。
「降谷さん、」
「なんだ」
「私は今、ものすごく怒っています」
「そうか」
「私とちゃんと話す気がないならこの部屋にある降谷さんのもの持って出てって下さい！！」
言ったぞ、言ってやったぞ、私！
フーフーと荒い息を吐き出す私に降谷さんは無言で近づくと私の肩に手を置いた。
「な、何ですか」
そのまま降谷さんはひょいと私を肩に担ぎあげる。
「何してるんですか！下ろしてください！！私は出ていけと言って、、！」
駄々をこねる子供のように暴れる私の抵抗を物ともせず降谷さんは玄関へスタスタと向かっていく。
「お前の言う通り俺のモノを持って出て行くだけだ」
「キィーーーー！！！」
_____________
_________
どうしても喧嘩で降谷さんに勝てないAちゃんが書きたかっただけです。続きは風見さんが破棄する資料と間違えて一緒に処分してしまいました、それでよく公安が務まるな！
別の部署に異動になった広瀬くんがAちゃんに猛烈にアプローチを始めて降谷さんがまたもやガチギレしたとかしてないとか。
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Taniokapi(プロフ) - めっちゃ良かったです！降谷さん好きにはたまりませんね(笑)素敵な小説をありがとうございます！ (2021年8月17日 19時) (
レス) id: f9db5fc732 (このIDを非表示/違反報告)
未桜(プロフ) - ストーリーがとても好きで一気読みしてしまいましたw折角の面白い小説だと思ったので一つ指摘させてください！12話の絶対零度から氷点下に気温が下がった表現ですが、絶対零度は最低温度の−273度なので逆でないと気温が上がっていると思います…細かくてすみません！ (2018年11月16日 22時) (レス) id: 5126538094 (このIDを非表示/違反報告)
響(プロフ) - 後日談が好きすぎてニヤケが止まらずスマホ片手にニヤけてるとても変人になってます…← ふみさんの作品大好きです！ (2018年9月13日 18時) (レス) id: 229194c5dd (このIDを非表示/違反報告)
Maho(プロフ) - こんばんはー、はじめましてまだ途中ですがとっても面白く、ニヤニヤしながら読んでました！ (2018年9月11日 21時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 夢主ちゃんの怒り方が可愛い...(昇天) (2018年9月2日 9時) (レス) id: 4e4bc357c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふみ | 作成日時：2018年6月13日 22時
