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それから、あっという間に月日は流れ
2年という時間が経過していた。
「 あっ、はい、それで大丈夫です 」
「 その件はですね 、資料の23ページ… 」
＿＿＿ガチャッ
「 ！ 」
『 ( ただいまっ、お仕事の…？ ) 』
「 ( そう…！ ) 」
電話での対応をしながら、
目の前のその人に笑顔を向ければ、
そっと私の肩に触れる＿＿
��その人��とは、もちろん＿＿＿＿
「 おかえり、今日早かったんだね 」
『 2時間巻き！やばない？ 』
「 おぉ、それはすごいっ 」
『 Aちゃんは？まだ仕事あるん？ 』
「 ううん、さっきのでおしまい 」
『 そっか、お疲れさんやね、 』
「 ふふ、ありがとう。大ちゃんも。 」
『 じゃあ、お疲れ様のぎゅーっ 』
この日常を、当たり前にするべく。
私が、私たちが出した答えは＿＿＿
「 新しい仕事、しようと思ってて 」
『 新しい仕事･･･？ 』
「 うん、お家で、出来る仕事。 」
『 ･･･なぁ、Aちゃん。じゃあさ･･･＿＿＿＿ 』
「 ･･･うん、そのつもり、だったよ 」
『 ええの？無理、してへん･･･？ 』
「 してるように、見える･･･？ 」
『 うーん･･･もっとよく見せて･･･？ 』
そのままそっと重なった唇
それはまるで誓いのキスみたいな＿＿＿
・
・
・
決して簡単ではないし、
少しだけ行き詰ってしまう事だってあるけれど、
それでも、私はこの道を選んで後悔していない。
「 ごめん大ちゃん、結局奥の部屋、
仕事部屋みたいになっちゃって･･･ 」
『 リビングやと集中できひんやろうし、
ええって好きに使い？もうあんたの家でもあるんやから 』
「 ・・・・ 」
『 にやついてんで、顔。笑 』
１日のほとんどをこの家の中で過ごして、
私が外に出るのなんてほんと月に数回のレベル。
こんな生活を繰り返して月日はどんどん流れていった
おかしいと思われるのかもしれない。
だけど、それでもこの人と一緒に居たいと思ったから、
思ってしまったから＿＿＿＿
『 Aちゃん 』
「 なぁに 」
『 呼んでみただけやで 』
「 なにそれ笑 」
キミを呼ぶ理由
fin.
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fumi(プロフ) - まっちゃさん» わぁ…ありがとうございます！嬉しいです🥺マイペース更新ですがよろしくお願いいたします☺️ (10月10日 2時) (
レス) id: f43f639b70 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - 最近Fumiさんの作品をめっちゃ見てます…！好きです…！これからも更新楽しみにしてます！（無理だけはなさらないでくださいね） (10月4日 22時) (レス) @page37 id: ab6afd240e (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - ごんさん» わっ、、、！「 力不足 」ですよね…！完全に打ち間違えてました、、！ご指摘ありがとうございます〜！！！訂正しましたっ！ (9月7日 16時) (レス) id: 82dc30ea09 (このIDを非表示/違反報告)
ごん(プロフ) - 「役不足」とは役目が実力不相応に軽いこと、与えられた役目に満足しないことという意味です。 (9月7日 9時) (レス) @page36 id: b783c3db3d (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - りあさん» 嬉しいですっっ🥺💞ありがとうございます〜〜！🫶🏻 (7月20日 23時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年7月17日 22時
