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あー、好きやわ。
キミに触れて確信する。
だけど、言ってええんやろか。
俺の気持ち言うたら、引いていかへんかな。
それに言うたところで恋人になんて
なれへんし、なったら、あかんよな＿＿＿
もし仮に。
キミが同じ気持ちだったにして、
普通の恋人同士にはなれへん。
外に連れ出してやることも、隣に並ぶことさえ
簡単には出来ひんから…
そんな制限された関係なんて、
喜んで受け入れてくれるわけなんかない
そう信じて疑わなかった。
だから、キミが拒否せんのなら、
恋人っていう肩書きなんて作らへんまま
このまま、もっと触れてもええかな＿＿＿
何度か唇を重ねた後、
離れて行かへんように、逃げられへんようにって
そんな俺の一人よがりの気持ちだけで
キミをぎゅっと腕の中に閉じ込めた。
「 〜〜〜〜っ、 」
Aちゃんは、俺の胸に顔を埋めて
声にならない声を出していて、
そんなとこも堪らなくかわいくて、
このまま、先に進んでしまいたくなる、
『 Aちゃん… 』
「 ････なん、ですか 」
『 身体、熱いで 』
「 ･･･誰のせい… 」
『 ん〜大ちゃんのせい♡ 』
「 お馬鹿なの、、、 」
『 ･･･Aちゃんの前、だけやで 』
まさか、こんなに特別な気持ちを
抱くようになるなんて思わへんかったな
『 Aちゃん、好きな人おらん言うてたやんか 』
「 はい、まあ…はい。 」
『 気になる人も、おらへんの？ 』
「 ･･･なかなか、回りくどい言い方ですね 」
ちょっと前まで余裕なさそうやったのに
もういつも通り。
そっと顔を上げたAちゃんは
落ち着いた様子で俺を視界に捉えた＿＿＿_
「 好きってなんだっけなってなってます 」
『 ･･･え？概念の話からなん？笑 』
「 はい、なんか、わかんなくて。 」
『 確かに、俺もホンマは分からんからも 』
「 恋愛って脳が麻痺してるようなものですからね 」
＿＿＿ そんなんいうたら俺は…
視線が交わったままのキミの頬に手を添える
『 麻痺したら、どうしたらええん 』
「 さあ…わかんないです笑 」
『 ･･･分かんないなら、もっかいちゅーしてみる？ 』
「 何ですかそれ笑 もっと意味わかんな･･･！
・
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・
今は、先のことを考える余裕なんて、ない＿＿＿
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fumi(プロフ) - まっちゃさん» わぁ…ありがとうございます！嬉しいです🥺マイペース更新ですがよろしくお願いいたします☺️ (10月10日 2時) (
レス) id: f43f639b70 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - 最近Fumiさんの作品をめっちゃ見てます…！好きです…！これからも更新楽しみにしてます！（無理だけはなさらないでくださいね） (10月4日 22時) (レス) @page37 id: ab6afd240e (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - ごんさん» わっ、、、！「 力不足 」ですよね…！完全に打ち間違えてました、、！ご指摘ありがとうございます〜！！！訂正しましたっ！ (9月7日 16時) (レス) id: 82dc30ea09 (このIDを非表示/違反報告)
ごん(プロフ) - 「役不足」とは役目が実力不相応に軽いこと、与えられた役目に満足しないことという意味です。 (9月7日 9時) (レス) @page36 id: b783c3db3d (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - りあさん» 嬉しいですっっ🥺💞ありがとうございます〜〜！🫶🏻 (7月20日 23時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年7月17日 22時
