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仕事がきつくなってきたとき、
だいすきな人が居たけど
自分に余裕がなくなってくると同時に
その人に向けられていた優しさも思いやりも
どんどん削られていくのが分かった
喧嘩も増えて、でも調子も良くならなくて
全部悪循環だったと思う。
本当は、もっと甘えたかった。
辛いんだよって言いたかった。
もっと曝け出せていたら、本音を言えたら
違ったのかもしれない＿＿＿＿
＿＿＿ 『 俺に、甘えたらええやん 』
だから、彼がくれたこの言葉にハッとした。
欲しかったものだったような気がして
でも、甘えるような関係性ではないし
これからなることだってない。
そもそも私と彼は住む世界が全く違って
交わる世界線なんてあり得なくて
今もどうして隣に座ってるのか＿＿＿
何故、そっと触れてくるのか
その表情の意味はなんなのか、
わからない、分からない、
だから、そっと視線を逸らす。
分からないままでも良いと思ったから。
それが正解だと思ったから。
「 ( 映画、全然集中出来なくなっちゃった… ) 」
さっきまで人ひとり分の空間があったはずの
私達の距離だって、
何故かいつの間にかぴったり埋まって、
触れてる肩から彼の体温を感じる＿＿＿
「 ･･････ 」
『 ･･････ 』
映画ももう終盤、
おちゃらけてるけど頭脳明晰な主人公と、
とんでもなく塩対応なヒロインは
典型的な喧嘩するほど仲がいいみたいな2人で。
事件となると凄まじい名コンビぶり
終始漫才みたいな掛け合いだったのに、
急に主人公は「 俺にはお前しかいない 」なんて
告白まがいなことを言い出す
そんな事を言われても
相変わらずの冷めた反応のヒロイン
でも＿＿＿
何も言わずに主人公が手を伸ばせば、
ヒロインは渋い顔をしながらも
そっとその手をとった＿＿＿＿
それは、言葉が無くても通じ合ってるようで
彼女にも主人公しかいないんだと
感じさせるような描写だった。
『 このヒロイン、Aちゃんみたいやったな 』
「 え、？私…？ 」
『 うん、サバサバした感じとあしらう感じ笑 』
「 私、あしらってます？ 」
『 ちゃうの？笑 』
「 そんなつもりはないですよ、好きですもん 」
『 ･･･え？ 』
エンドロールの後、
調子に乗った主人公はヒロインにキスを迫って
見事に頬を叩かれていた＿＿＿
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fumi(プロフ) - まっちゃさん» わぁ…ありがとうございます！嬉しいです🥺マイペース更新ですがよろしくお願いいたします☺️ (10月10日 2時) (
レス) id: f43f639b70 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ - 最近Fumiさんの作品をめっちゃ見てます…！好きです…！これからも更新楽しみにしてます！（無理だけはなさらないでくださいね） (10月4日 22時) (レス) @page37 id: ab6afd240e (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - ごんさん» わっ、、、！「 力不足 」ですよね…！完全に打ち間違えてました、、！ご指摘ありがとうございます〜！！！訂正しましたっ！ (9月7日 16時) (レス) id: 82dc30ea09 (このIDを非表示/違反報告)
ごん(プロフ) - 「役不足」とは役目が実力不相応に軽いこと、与えられた役目に満足しないことという意味です。 (9月7日 9時) (レス) @page36 id: b783c3db3d (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - りあさん» 嬉しいですっっ🥺💞ありがとうございます〜〜！🫶🏻 (7月20日 23時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年7月17日 22時
