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そして今日。
オドオドしっぱなしの駿くんの腕を引いて
私が向かった先は＿＿＿＿
「 わっ、写真詐欺じゃなくて本当に広い〜〜！ 」
『 ・・・・ 』
「 ほら駿くん見て、ベッドも広いよ〜〜 」
『 ・・・・ 』
そう、今私たちがいるのはいわゆる
“そういうホテル”というやつ。
「 お風呂広いから一緒に入…『 なんか… 』
「 えっ…？ 」
『 なんか…慣れて、るんやね、 』
「 ん…？どうしたの、そんな顔して 」
さっきから俯きがちの彼の頬にそっと触れて
視線が合うように顔を上げれば
なんでか目元がうるうるしている気がした＿＿＿
「 ？？？ 」
『 なんか、いややわ… 』
「 えっ、違うとこがよかった…？ 」
『 …そういうんやなくって、、 』
「 じゃあ、なに、、？ 」
『 誰かと…来たこと、あるん…？こういう、とこ 』
あーごめん。謙杜。
訂正するわ、私やっぱり鈍感だったみたい＿＿＿
駿くんは明らかに不貞腐れた様子。
私は年上だし、私がリードしていかなきゃって
無理した姿が逆効果だったなんて…
「 ねえ、駿くん 」
『 ・・・・ 』
「 もう少し演じさせて欲しかったな、、」
『 ん…？演じ…？ 』
そういって私が彼に見せたのは
ここ数日のネットの検索履歴たち。
もう恥ずかしくて誰にも見せられたもんじゃない。
そんなワードたちが並ぶ。
それを見た駿くんだって流石に目を見開いてたし
引かれちゃったかも、って少し心配になったりもしたけど
すぐに大きなため息をついて、
そのまま私をすっぽり包み込んだ＿＿＿＿
『 なんやねん、もう… 』
「 せっかく頑張ろうと思ったのに、」
『 意味分からんやんか 』
「 場所が違った方が、、いいかな、って思ったから 」
『 ……やっぱり分かってたん 』
「 うん、」
『 じゃあ…来たことあるとかや、ないん…？ 』
「 ないよっ…！１回もない！ 」
嘘なんかついてないよ、
本当に、今日のために沢山調べて
イメトレまでしたくらいだったんだから…
『 ごめん、俺のために 』
「 ううん、そんなことないよ 」
『 でもよかった、なんか言い方変やけど、
Aさんの初めてが俺で嬉しい。 』
「 ふふっ笑 ほんと言い方変っ笑 」
『 何してん俺ら笑 』
そのままお互いに顔を寄せ合って
そっとキスを交わした＿＿
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fumi(プロフ) - あやさん» 見返しに来てくださってるだなんて嬉しいです…🥹♡ありがとうございます…！🫶🏻 (11月9日 1時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 久しぶりに読み返しにきたら月曜日が更新されていてびっくりしました！火曜日が1番好きですがどの曜日も面白く惹きつけられます。また読みにきたいと思います！ (11月8日 23時) (レス) id: be2d0450e5 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - あおさん» わぁ〜〜初めまして…！暫く更新止まっておりすみません(;_;)そしてありがとうございます…！見返して頂けてるなんて嬉しいです🥺💞本当かさにありがとうございます🫶🏻 (9月29日 0時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 初めまして。このお話大好きで更新待ってました！全曜日どのお話も好きで曜日ごとに読み返すのも楽しいです。特に火金日推しなので、りゅちぇの続き楽しみにしてます♡ (9月23日 19時) (レス) id: a2a5a0780e (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - 胡桃さん» とんでもないです！コメントありがとうございます🙇🏻♀️私自身も違反通告いたしましたので、していただいて構いません！宜しくお願いいたします🥺 (7月2日 16時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年6月3日 22時
