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「 悪いことみたいって思っても、
好きって気付いちゃったんだもん、もうやめられないよ 」
『 …… 』
「 素直じゃないから、私。
あんまり言葉に、うまくできないけど、、、 」
『 知ってる。Aちゃんが素直やないことくらい 』
「 うん、 」
『 分かっとったはずやのに…ごめん、 』
「 なんで謝るの、謝るのは私のほうだよ 」
『 こうなんやって決め付けて、落ち込んで
ひとりよがりやった、 』
次の瞬間、腰に添えられていた手に
一気に力が入って、ぎゅっと引き寄せられる
『 Aちゃん好きっ 』
「 ん、私も好きだよ 」
『 ほんまに…？ 』
「 当たり前でしょ、好き好き好き！ 」
『 ！？？ 』
「 そんな驚く？笑 」
ぱっと身体を離して物凄い顔で
こっちを見ている謙杜が面白くて笑ってしまう
『 俺、死ぬんかな、 』
「 なんでそうなるの笑 」
『 Aちゃんからの好き耐性あらへん… 』
「 どういうこと･･･笑 」
謙杜は恥ずかしそうに私の肩におでこを乗せて
照れ笑いしてみせた＿＿＿＿
『 ずっと、夢やってん 』
「 ん？何が？ 」
『 Aちゃんをお嫁さんにもらうんやって 』
「 あ、、 」
『 おかんから聞いた？笑 』
「 ううん、私のお母さんがそんなこと言ってたなって 」
『 え？Aちゃんの？ 』
「 そう、謙杜ならいいよって言ってたって 」
今日だけで何回その驚いた表情をするんだろう。
そのくらい謙杜の表情はコロコロ変わる。
『 えっ、ええの？ 』
「 何だかんだ、謙杜なんだってどこかで思ってたのかも 」
『 …… 』
「 １番気を許してる相手だしね？ 」
恋愛感情なんて、もってなかったはずなのに。
内にある気持ちは自然と謙杜を求めていたのかも＿＿なんて
『 ･･･俺も、Aちゃんだけ。ずっと 』
「 ほんと？急に同い年の女の子がよくなったりしない？ 」
『 何言うてんの、Aちゃんにしか興味あらへん 』
「 ふふっ笑 そっか、 」
いつもはあまりしないけど、今ならできそう。
嬉しいって気持ちを、身体全体で伝えること＿＿＿
これでもかってくらいに抱きつけば、
意外にそれは優しく包み込み返されて、
『 愛してんで 』なんて、ちょっと背伸びした言葉。
でも、それはすごく嬉しくて、
すごく、すごく幸せだったんだ＿＿＿＿
■ ひとりよがり( friday )
end.
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fumi(プロフ) - あやさん» 見返しに来てくださってるだなんて嬉しいです…🥹♡ありがとうございます…！🫶🏻 (11月9日 1時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 久しぶりに読み返しにきたら月曜日が更新されていてびっくりしました！火曜日が1番好きですがどの曜日も面白く惹きつけられます。また読みにきたいと思います！ (11月8日 23時) (レス) id: be2d0450e5 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - あおさん» わぁ〜〜初めまして…！暫く更新止まっておりすみません(;_;)そしてありがとうございます…！見返して頂けてるなんて嬉しいです🥺💞本当かさにありがとうございます🫶🏻 (9月29日 0時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 初めまして。このお話大好きで更新待ってました！全曜日どのお話も好きで曜日ごとに読み返すのも楽しいです。特に火金日推しなので、りゅちぇの続き楽しみにしてます♡ (9月23日 19時) (レス) id: a2a5a0780e (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - 胡桃さん» とんでもないです！コメントありがとうございます🙇🏻♀️私自身も違反通告いたしましたので、していただいて構いません！宜しくお願いいたします🥺 (7月2日 16時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年6月3日 22時
