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＿＿ そりゃ妬いたりなんてしないか。
先輩と目が合いながらそんなことを思って。
別に妬いてもらおうなんてこと
考えたりなんかしないけど。
やっぱりどこか寂しいなぁって思う私は欲張りなのかな
そのまま和也とは別れて、
２人で先輩の家まで一緒に帰る＿＿＿
『 ん、』
「 …えっ？ 」
『 えっ？ってなんやねん笑 』
「 いや、だって… 」
急に手を差し出されて驚いた。
珍しいことじゃないけど、
だってまだ、一応社内で、すれ違う同僚もいる。
「 い、いいの…？ 」
『 逆になんで？笑 恋人なんやからええやろ 』
「 …うん、 」
あーあ、まただ。
さっきまで妬いてくれなくて寂しいなんて
思っちゃってたのに。
もうどうでもよくなっちゃった＿＿＿
『 なにニヤニヤしてん笑 』
「 んーん。笑 」
『 Aって仕事では顔に出さへんのに、
プライベートってなると表情ガバガバよな 』
「 ねえ、その言い方やだ、笑 」
『 だってそうやん、かわええけど 』
「 …！？ 」
『 な、なに？！ 』
普段ツンツンされすぎて、
彼のデレへの免疫がないことに今更気付く
「 今日、どしたの、、 」
『 …別に？どうもしてへんけど 』
「 じゃあ…ずっとこうがいい 」
『 ん…？ 』
「 ずっと、こうしてて、 」
握られた手の上からぎゅっと彼の手を掴んで
ぴったり寄り添ってみる。
『 Aこそ、どうしたん 』
「 …先輩のこと、好きなだけですよ 」
『 ……なあ、もう、それ、やめへん？ 』
「 え… 」
『 ええ加減その先輩呼び、やめろって 』
「 ･･････ 」
『 あとその時々出てくる敬語も。』
不貞腐れてるわけじゃないけど、
ちょっとだけ不服そうな表情に照れが混じってる
なんとも言えない顔＿＿＿
「 ･･･なんて、呼んで欲しい？ 」
『 ･･･はっ？！な、なんてって？ 』
「 なんて、呼ばれたいの？ 」
『 なんてって、そんなん…名前、やろ 』
意識、したことが無いわけではない。
だけど、上司であることには変わりないから
もし名前で呼ぶようになったら、
職場でも呼びたくなってしまう気がして、
どこか閉じ込めてしまっていた＿＿＿
ちらっと様子を伺えば、
空を仰ぐように違う方向を見て誤魔化す素振り。
本当に、不器用な人だな、
なんて、クスッと笑えた瞬間だった。
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fumi(プロフ) - あやさん» 見返しに来てくださってるだなんて嬉しいです…🥹♡ありがとうございます…！🫶🏻 (11月9日 1時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 久しぶりに読み返しにきたら月曜日が更新されていてびっくりしました！火曜日が1番好きですがどの曜日も面白く惹きつけられます。また読みにきたいと思います！ (11月8日 23時) (レス) id: be2d0450e5 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - あおさん» わぁ〜〜初めまして…！暫く更新止まっておりすみません(;_;)そしてありがとうございます…！見返して頂けてるなんて嬉しいです🥺💞本当かさにありがとうございます🫶🏻 (9月29日 0時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 初めまして。このお話大好きで更新待ってました！全曜日どのお話も好きで曜日ごとに読み返すのも楽しいです。特に火金日推しなので、りゅちぇの続き楽しみにしてます♡ (9月23日 19時) (レス) id: a2a5a0780e (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - 胡桃さん» とんでもないです！コメントありがとうございます🙇🏻♀️私自身も違反通告いたしましたので、していただいて構いません！宜しくお願いいたします🥺 (7月2日 16時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年6月3日 22時
