・（ 西畑先生 vs 背の高い男 ） ページ6
.
『 え？花ちゃん今なんて言うたん？ 』
( ねね、背の高いお兄ちゃんとデートしてた )
『 ん？どういうこと？ 』
( 昨日ママと歩いてたら、ねねが背の高いお兄ちゃんと
一緒にいたの！！おてて繋いでたよ？ )
『 ( まじか、) 』
え？でも待って？
この前、ちょっとええ感じやなかった？
全部勘違いやったん？
( せんせー大丈夫？ )
『 あ、うん、その人って誰か分かるん？ 』
( んーん、花わかんない。でも、)
『 でも？ 』
( すっごいかっこよかった！ )
『 ・・・ 』
背が高くてかっこいいって、
どんだけハイスペックやねん・・・
( ねね、とられちゃうよ？ )
『 もう、とられてるんちゃう、それ 』
( んーどうだろう、わかんない )
園児となんちゅー話してるんやって感じやけど。
もう頭ん中、「背高い男」ってワードでいっぱいで
誰なん！？って、問い詰めたいけど、
別に彼女にとって俺はなんでもないんやし。
色んなことが頭にめぐりながら、
気付けば花ちゃんはお迎えの時間になって。
今、目の前に問い詰めたい張本人がおるわけで。
さあ、俺どうする？なんて
自分の中で自問自答しながら、
口にした言葉に返ってきたのは、
「 西畑先生、には、関係ないです、」
･･･そりゃそうやわ、関係ないよな。
だって、俺ら何でもないんやもん、
でも想像以上に
その突き放された言葉は胸に刺さって
『 …じゃあ、期待もたせんといて 』
なんて、情けないほどに弱気になる。
名前で呼んでくれとったのも戻っとるし…
なんでなん。なんで、、
彼女に分からないように、
拳をぎゅっと握りしめて、行き場のない気持ちを
ぐっと抑え込む＿＿＿
だけど。彼女の怖いところは、
突き放したくせに、よーく見ると
服の裾だけちょこんって掴んでるような、
まあこれはあくまで例え話やけど。
でもホンマにそんな感覚で。
そう簡単には離してくれへんくて＿＿＿
『 ･･･背高い男と会っとらんで俺に会いに来て 』
勝手に自分の中で作り上げた
ハイスペックな高身長男子にバチバチして、
俺でええやんって、そんな気持ちで告げれば…
「 …何言ってるの、 」
少し俯きがちに、呟かれた言葉。
それは彼女からの初めてのタメ口で
なんでかそれが嬉しくて、ゾクっとしたなんて、
正直に言うたら笑われてまうんかな＿＿
.
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fumi(プロフ) - コムねこさん» わぁ、ありがとうございます🥹そんな風に言っていただけて書き手としては嬉しい限りです🥲💓実はafter story書き出します🥹🥹ぜひまた見ていただけたら嬉しいです☺️ (6月2日 0時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - Mayさん» はじめまして！そう言って頂けて嬉しいです🥰これからもお楽しみいただけますように☺️💘 (5月17日 10時) (レス) @page47 id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
May(プロフ) - 初めまして😊fumiさんのお話大好きで何度も読み返してニヤニヤしてます✨付きあった瞬間がめちゃくちゃキュンキュンするので、大橋くん最高でした❤️これからもラブラブな様子を見たいです。楽しみにしてます✨ (5月13日 11時) (レス) @page44 id: bd032340ec (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - Daigo0211さん» いつもありがとうございます🥹7人共悩みながら書いてきたのでそう言って頂けることが本当に嬉しいです🥲 (2023年5月4日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - かなっぺさん» 何度でもコメント嬉しいです🥺いつもありがとうございます…！恭平くんのお話についても…😭励みになります🥹番外編というか、その後？書きたいなぁと思ったりしてます🥰 (2023年5月4日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年4月2日 14時
