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あれから数時間後。
私達は旅館に辿り着いていた＿＿＿
緊張するなんて言ってたくせに。
いざ箱根に着いたらそれはもう楽しくって。
沢山食べて、お土産も買った。
道端の階段でこけそうになって
咄嗟に支えてもらってから自然と手を握られていても
緊張より、安心感が勝る。
『 取り敢えず大きいお風呂入りいきたいやんな 』
「 そうですね！ 」
『 じゃあ夕飯までにお互い風呂済ませるかっ 』
案内された部屋は和洋室の部屋で。
チラッと見えたベッドがツインだったことに
無意識にほっとしてる自分がいて
やっぱり緊張もしてるんだと気付かされた＿＿＿
そしてその緊張感は
お風呂上りの藤原先輩を見てしまって更に増す。
食事の記憶もほぼないくらいには、
ノーセットの髪や、ちょっとだけはだけた胸元とか。
色んなところに意識が向いてしまって、
あれ、私先輩とどんな話してた＿＿＿？
『 ふぁ〜〜流石に朝も早かったし眠いな〜 』
「 は、早めに寝ましょうか 」
『 せやな〜部屋の風呂はせっかくやし朝入るわ 』
「 そう、ですね…！私もそうします！ 」
寝るモードになったのをいいことに
そそくさと寝る準備をはじめて、ベッドに潜り込んだ私。
「( よし、あとは寝るだけ… )」
少しすると隣からベッドのきしむ音がして
藤原先輩も来たんだ、と全神経がそっちに向く。
『 …おやすみ 』
「 おやすみなさい…！ 」
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『 A…？ 』
「 …？はい、 」
『 今日、ありがとな 』
「 こちらこそです。楽しかったです 」
『 良かった。無理強いやったかなって思っとったから 』
「 …！！そんなこと！ないです！ 」
本当にそんなことないから、
否定したくて、潜っていた布団から慌てて顔を出す
すると、藤原先輩はじっとこっちを見ていた。
「 …… 」
『 なあ、こっち、』
「 ……？ 」
『 こーへん？ 』
「 えっ… 」
ぽんぽんとベッドを叩くその仕草だけで察する、
いやむしろ言葉だけでも十分だけど＿＿＿
こういう時だけ、
いや、それはちょっと失礼かもだけど。
一度口にしたことは絶対に誤魔化さない所に
すごく大人を感じてドキドキするんだ。
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fumi(プロフ) - コムねこさん» わぁ、ありがとうございます🥹そんな風に言っていただけて書き手としては嬉しい限りです🥲💓実はafter story書き出します🥹🥹ぜひまた見ていただけたら嬉しいです☺️ (6月2日 0時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - Mayさん» はじめまして！そう言って頂けて嬉しいです🥰これからもお楽しみいただけますように☺️💘 (5月17日 10時) (レス) @page47 id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
May(プロフ) - 初めまして😊fumiさんのお話大好きで何度も読み返してニヤニヤしてます✨付きあった瞬間がめちゃくちゃキュンキュンするので、大橋くん最高でした❤️これからもラブラブな様子を見たいです。楽しみにしてます✨ (5月13日 11時) (レス) @page44 id: bd032340ec (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - Daigo0211さん» いつもありがとうございます🥹7人共悩みながら書いてきたのでそう言って頂けることが本当に嬉しいです🥲 (2023年5月4日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - かなっぺさん» 何度でもコメント嬉しいです🥺いつもありがとうございます…！恭平くんのお話についても…😭励みになります🥹番外編というか、その後？書きたいなぁと思ったりしてます🥰 (2023年5月4日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年4月2日 14時
