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和也大ちゃん、今どこ?
大吾家やけど、何?
和也今からAちゃん家来れる?
大吾は?なんで?
和也ええから、来て。
ちなみに駐車場な。
久しぶりに連絡が来たと思ったら
意味わからん内容で。
よりによって何でAん家なん？
しかも駐車場って…？
どういう意図で連絡してきたんかは分からん。
一緒に、居るってことなん…？
俺の連絡は出えへんのに…？
そんな事考え出したらキリあらへん。
とにかく。行く以外の選択肢なんか、
今の俺にはあらへんくて。
あの日と同じ、必要最低限のものと、
もし、もしも渡せるのならばと
小さな紙袋も一緒に握りしめて家を出た
ここに来れば、
会える確率が高いことは分かっとっても。
Aが望まへんのに無理やり出向くことは
なんか出来へんくて。
久しぶりに、赴いた場所。
はっすんの言われた通り駐車場に向かえば
そこには見慣れた1台の車。
俺に気付いたはっすんは
フロントガラス越しにスッと手を挙げた
そして嫌でも視界に入った助手席
車を降りてきたはっすんは
ゆっくりこっちに近づいてくる———
『･･･なんなん、見せつけかなんかなん？』
和「ちゃうって。」
『じゃあ、何？何がしたいん？』
イラついたってしゃーないのに。
当たり前にAの隣に居ったはっすんに
無性に腹が立って口調も強くなる
和「大ちゃんを、待ってたんよ」
『意味わからんて』
和「俺も分からん。諦めんって言ったのに…
ホンマはこんな事したない」
『･････････』
和「ずっと寝れてへんみたい。ご飯も、
多分食べられてへんのやと思う…」
本当はそんな話される事やって嫌やのに。
はっすんの声が震えとって、
ホンマに不本意なんやろうな…
それが痛いくらいに伝わってきて耳を傾けた
和「ぐっすり眠ってる。
起きるまで、傍に居ったげて。」
『俺が…？Aは望まへんやろそんなん』
和「望んだらいけないって、
また言い聞かせてるだけやから…」
『･･･よー分かってますって言い草やな』
和「当たり前やろ、分かるわ、
ずっと、Aちゃんだけ見とったんやから…」
はっすんとAに交互に視線を向ける
これはもう、俺次第なんやな＿＿
『分かった。』
俺はゆっくり、
運転席側に乗り込んだ＿＿＿
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fumi(プロフ) - 檸檬の妹さん» とんでもないです🥹最後までご覧いただきありがとうございました🥺 (2023年4月15日 23時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - 遅くなりましたが完結おめでとうございます！とてもキュンキュンさせていただきました！ (2023年4月15日 0時) (レス) @page50 id: 0bbfc75c53 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - genenonreomoka1さん» そう言っていただけると嬉しいです…！お時間かかるかもですが、作成できたらどこかでお知らせいたします〜！🥰 (2023年3月15日 21時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
genenonreomoka1(プロフ) - 大橋くんメインも楽しみにしてます( *´꒳`* ) (2023年3月15日 19時) (レス) @page50 id: 4290156845 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - みんさん» ご丁寧にありがとうございます🥺寂しいと言って頂けて本当に嬉しいです(;_;)ありがとうございます〜！❤️ (2023年3月15日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年1月22日 18時
