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和「･･･キス、した。」
『･･･え？』
和「･･･黙っててごめん、な」
『えっ、それ、だけ？
いや、キスもあかんけど！何してんねん』
和「ホンマごめんって、笑」
『はっすんは油断も隙もあらへんなぁ、
接近禁止令出すで？笑』
和「え〜〜それだけはやめてや〜〜」
今、目の前で起きてるこのやり取りが
現実なのかも分からなくて
暫く何処か違うところに意識がとんでいた
和「･･･Aちゃんも大ちゃんに嘘ついてんの
しんどかったよなぁ？ごめんな、」
「･･･ううん、そんなこと…」
和「いやぁ、でもこれでスッキリやわ…！
大ちゃんに隠し事なんて、柄やないし」
『はっすん明らかに様子おかしかったやん
分かりやすすぎやねんて』
和「せやな笑 嘘は似合わん。」
そう言いながら、
平気な顔をして嘘を重ねた和くん。
今、一体何を考えてるのかな…
そして私も。
きっと誰よりもほっとしている＿＿＿
嘘を重ねた和くんよりも、
人の嘘で守られて安堵する私が誰より最低だ。
和「じゃっ、またな〜！！」
『あれ、そういやはっすん明日休みやっけ？』
和「そう、最近疲れたまっとるみたいやから
マッサージでも行ってくるわ」
なんてことない普段通りのやり取りをして
和くんは去っていった。
2人で手を振って見送って。
玄関の扉が閉まると同時にまた大吾くんの腕の中。
「･･･！？」
『あかんな、Aのこととなると
周りが見えんくなる･･･』
「････」
『Aが居らんと駄目な人間になってしまったわ』
「それは･･･私も、だよ」
嘘じゃない。
大吾くんに伝える言葉に嘘なんて１つもない。
「大吾くんが良いよって言ってくれる限り･･･
ずっと傍にいたい。」
『･･･？あかんなんて言わへんって、』
「そっか、良かった･･･」
あと何回、この腕に包まれるんだろう。
そう思ったらこの瞬間だって噛み締めたい。
さっきまで回せなかった腕を
思い切り、苦しくなるほどぎゅっと回して
目一杯、好きを伝えるんだ＿＿＿＿
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fumi(プロフ) - 檸檬の妹さん» とんでもないです🥹最後までご覧いただきありがとうございました🥺 (2023年4月15日 23時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - 遅くなりましたが完結おめでとうございます！とてもキュンキュンさせていただきました！ (2023年4月15日 0時) (レス) @page50 id: 0bbfc75c53 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - genenonreomoka1さん» そう言っていただけると嬉しいです…！お時間かかるかもですが、作成できたらどこかでお知らせいたします〜！🥰 (2023年3月15日 21時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
genenonreomoka1(プロフ) - 大橋くんメインも楽しみにしてます( *´꒳`* ) (2023年3月15日 19時) (レス) @page50 id: 4290156845 (このIDを非表示/違反報告)
fumi(プロフ) - みんさん» ご丁寧にありがとうございます🥺寂しいと言って頂けて本当に嬉しいです(;_;)ありがとうございます〜！❤️ (2023年3月15日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2023年1月22日 18時
