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『Aちゃんはサプライズ上手やね』
「大成功？」
『ホンマにびっっくりした。遂に幻覚見えるようになったんかと思ったわ笑』
よく2人で座っていたリビングで
腰を据えてゆっくり話す。
『もう…ええの？』
「ん…？」
『悩んでへん？後悔、とかせん？』
「しないよ、決めたから。」
『そ、っか…よかった、、』
震えてる声。
今日まで謙杜くんがどんな思いでこの場所に1人で居たのか。それを考えたらたまらない気持ちになる
だからこそ。
私は１つ更に大きい決断をしようとしていた。
「あの、さ。謙杜くん」
『ん？なに？』
「私をさ、謙杜くんのお嫁さんにしてくれる…？」
『えっ…』
「今すぐ、とかじゃなくて。いつか。いつかでいいの。謙杜くんの作ってくれたウェディングドレス。着たい、です。」
あの日は何も言えなかった。
だけどね、謙杜くんの夢を叶える事がいつか私の夢にもなっていて。
だから、一緒にその夢を叶えたい＿＿
直後、徐に立ち上がった謙杜くんは
いつもよくデザインを描いたりしているデスクにいって
１冊のノートを私に差し出した。
「？？？」
『見てみ』
ぱらぱらとそのノートをめくれば、
今まで謙杜くんがデザインしてきた衣装達の
デザイン案がずらっと並ぶ。
それはもう、謙杜くんの夢そのもので。
それだけでも眺めていて涙が出そうだったのに。
最後の数ページ。
そこには色んな形のウェディングドレスのデザイン
「これって･･･」
『まだ、勉強中やねんけど。色々みてみて、いくつか描いてみてん』
「すごい･･･」
『これとかさ、Aちゃん絶対に似合うと思うんやけど』
「うん、綺麗･･･！着てみたいっ･･･！！」
『ホンマ？嬉しい。描いてよかった』
そこから一緒にノートのページを
遡るようにめくっていく。
「あっ、この衣装すき」
『俺も結構気にいってる。この頃からさ、メンバーによっての形とかもこだわるようになってん』
「うんうん、謙杜くんのスカート斬新で時代の先を行く感じがすごい良かった」
『俺、頑張って自分のブランド作る。そうしたら、Aちゃんも着てや』
「一緒に、叶えてこ。ゆっくりでもいいから」
そういうと目の前に差し出される手。
そっと握れば優しく包まれる。
「？？」
『これからも、俺とずっと一緒に居ってください』
「うんっ」
『Aちゃん、だいすきやで』
「私も。謙杜くんがだいすき･･･！！」
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fumi(プロフ) - Daigo0211さん» わ〜！わざわざこちらにコメントありがとうございますっ🥺💓どんな感じにしようか迷ってるのですが…書いていて楽しい作品だったので書きたいなぁという気持ちです🤤❤️ (2022年11月19日 20時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
Daigo0211(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます。続編あるかも、、、は嬉しすぎます❤️ぜひお願いします🙆♀️ (2022年11月19日 16時) (レス) id: 2f0ef62747 (このIDを非表示/違反報告)
m725(プロフ) - みみかさん» 嬉しいです…！最後までありがとうございました＾＾その後の2人の番外編良いですね、、！需要あれば書いてみようかな…🥺🫶🏻ありがとうございますっ✨ (2022年10月9日 20時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
みみか(プロフ) - 無事に完結できてよかったです！ハラハラしたりドキドキしたりしながら楽しく読ませてもらいました！その後の2人の番外編などをまた書いていただけたら嬉しいです！ (2022年10月6日 0時) (レス) id: 07c2e13fa2 (このIDを非表示/違反報告)
m725(プロフ) - ぴぴさん» いつもありがとうございます🥹💓私も道枝くん報われてくれ…！と書きながらずっと思ってました🥺道枝くんメインのお話また書けたら、なんと思ってます☺️💓応援いただきありがとうございましたっ🫶🏻 (2022年10月5日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2022年8月30日 19時
