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駿へ。
まず、これまで沢山傷付けごめんなさい。
優しい駿の気持ちに甘えて、
自分が思っていた以上に貴方のことを傷付けていたと思う。
自分のことより私を優先して
背中を押してくれたあの日のこと。
私は一生忘れないと思います。
だけど、だけどね？
何よりも忘れないのは。今この場所で、
駿と歩いて行こうと決めた瞬間のこと。
不意打ちキスなんて、
らしくないことしちゃったから、
思い出すと恥ずかしくて仕方ないけど
本当に本当に大切な瞬間だよ。
前にね、ある人に言われたの。
もし生まれた星が皆それぞれ違うんだとしたら
私と駿は何億分の1とかの確立で同じ星から生まれたんじゃないかってくらい、空気感が同じだって。
それ言われたときね、
本当にそうってわけじゃないのに、
何かしっくり来た自分がいた。
ああ、だから駿とは一緒に居ると
こんなにもホッと、安心できるんだって
でもごめんね。
そんな駿から、私は離れてしまった＿＿
後悔をしたことはないけど、
もし、選んだ道の先に、駿が居なかったらどうしようって思ってしまう我儘な自分がいたことはここだけの話…
だけど駿は、居てくれたね。
私の隣にじゃなくても、そばにいてくれた。
心強かった。本当に。本当に。
駿の方が年下なのに。
私はいつの間にか駿に頼り切ってたのかも。
正直ね、
こんな結末。想像もしてなかった。
駿も、想像してなかったかな…
文章にするのもちょっと照れ臭いけど。
今日はっきり伝えます。
私、また駿の隣に並んでもいい？
駿と、一緒に居たいです。
この先ずっと、ずっと。
いっぱい傷付けたくせして今更かもしれない
さすがの駿ももう呆れてるかも。
そんなことも思いながら
この手紙を今書いています。
ここまで読んでくれてありがと。
もし、もしね？
駿がいいよって言ってくれるなら、
今度こそ駿の胸に飛び込みたいから、
また「ほらっ」って
して欲しいな？なんて、ね。
Aより
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手紙を読み終えた駿は少し鼻を啜りながら
私と反対方向側にゴソゴソと進んで
土管を抜け出した
「ん…？」
土管に置き去りにされた私は状況が読めず
あたりをきょろきょろしていると
ぐるっと回り込んできた駿が土管の前に。
『Aっ、ほら、おいで』
「･･･っ！」
そこには目に少し涙を溜めながら
でも笑顔で手を広げて私を待ち構えている
駿が立っていた＿＿＿
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fumi(プロフ) - Daigo0211さん» わ〜！わざわざこちらにコメントありがとうございますっ🥺💓どんな感じにしようか迷ってるのですが…書いていて楽しい作品だったので書きたいなぁという気持ちです🤤❤️ (2022年11月19日 20時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
Daigo0211(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます。続編あるかも、、、は嬉しすぎます❤️ぜひお願いします🙆♀️ (2022年11月19日 16時) (レス) id: 2f0ef62747 (このIDを非表示/違反報告)
m725(プロフ) - みみかさん» 嬉しいです…！最後までありがとうございました＾＾その後の2人の番外編良いですね、、！需要あれば書いてみようかな…🥺🫶🏻ありがとうございますっ✨ (2022年10月9日 20時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
みみか(プロフ) - 無事に完結できてよかったです！ハラハラしたりドキドキしたりしながら楽しく読ませてもらいました！その後の2人の番外編などをまた書いていただけたら嬉しいです！ (2022年10月6日 0時) (レス) id: 07c2e13fa2 (このIDを非表示/違反報告)
m725(プロフ) - ぴぴさん» いつもありがとうございます🥹💓私も道枝くん報われてくれ…！と書きながらずっと思ってました🥺道枝くんメインのお話また書けたら、なんと思ってます☺️💓応援いただきありがとうございましたっ🫶🏻 (2022年10月5日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2022年8月30日 19時
