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あれから数週間が経ってだいぶ気持ちも落ち着いてきた頃。
駿佑に呼び出されて、よく行く穴場のカフェへ向かった
「ごめん、お待たせ」
駿『全然、待ってへんよ』
相変わらずすらっとしたモデル体系の駿佑は
組む脚がテーブルに納まってない。
「突然のお呼び出し、はて何でしょうか？」
『分からんふりすんなや』
「ええ〜？わかんないなぁ」
『なんで？何で別れたん…』
「結構直球で聞きはりますね…」
『そりゃ聞くやろ』
色々納得いってなさそうな駿佑。
そりゃそうだ。数年前のことを思い出さないわけない。
あんな別れ方をした私たち。
納得いかないのも無理は無い。
実際のところ、どうして私が謙杜くんと別れたのか
知ってるのは察してる流星と、相談していた丈くん。
あとは当事者の2人だけ。
駿佑と恭平と和くんは多分知らない。
だからこそより意味が分からないのだとは思う。
でも私も説明するつもりはない。
「色々あったの。」
『色々ってなんやねん…』
「でも喧嘩別れじゃないよ？ちょっと考える時間が欲しくて。離れることにしただけ。」
『…なんやそれ、』
浮かない顔の駿佑はさっきから
手元のコーヒーがなかなか減らない。
『別に、押し付けるつもりなんてあらへんよ？あらへんけどさ…2人に離れられたら、俺どうしたらええの？』
「えっ…？」
『どうしたら、ええんか分からんくなるやん…』
「どうって…」
『…そんな事言われても分からんか。』
全く分からないわけではない。
駿佑が今でも私の事を大事に想ってくれていることは
ちゃんと理解している＿＿
『泣いたりは、してへん？』
「うん、してないよ」
『ホンマに？』
「ホンマに。してない。」
『ならええけど…約束、覚えとる？』
「覚えてる。泣くようなことがあったら駿佑を呼ぶ、だよね？」
大きく頷いた駿佑は、
ようやくコーヒーに口をつけた。
『・・・・たらええのに、』
「ん？」
『いや、なんもない・・』
なんて言ったのか聞こえなかったけど、
次の瞬間、テーブルに置いてあった駿佑のスマホに通知がきて
見えてしまったホーム画面。
見間違いじゃない。そこには、私との2ショットの写真。
見て見ぬふりをしながらも、
その瞬間まだ向けられている気持ちに確信が持ててしまって
少しだけ、ほんの少しだけ動揺した自分がいた＿＿＿
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fumi(プロフ) - Daigo0211さん» わ〜！わざわざこちらにコメントありがとうございますっ🥺💓どんな感じにしようか迷ってるのですが…書いていて楽しい作品だったので書きたいなぁという気持ちです🤤❤️ (2022年11月19日 20時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
Daigo0211(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます。続編あるかも、、、は嬉しすぎます❤️ぜひお願いします🙆♀️ (2022年11月19日 16時) (レス) id: 2f0ef62747 (このIDを非表示/違反報告)
m725(プロフ) - みみかさん» 嬉しいです…！最後までありがとうございました＾＾その後の2人の番外編良いですね、、！需要あれば書いてみようかな…🥺🫶🏻ありがとうございますっ✨ (2022年10月9日 20時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
みみか(プロフ) - 無事に完結できてよかったです！ハラハラしたりドキドキしたりしながら楽しく読ませてもらいました！その後の2人の番外編などをまた書いていただけたら嬉しいです！ (2022年10月6日 0時) (レス) id: 07c2e13fa2 (このIDを非表示/違反報告)
m725(プロフ) - ぴぴさん» いつもありがとうございます🥹💓私も道枝くん報われてくれ…！と書きながらずっと思ってました🥺道枝くんメインのお話また書けたら、なんと思ってます☺️💓応援いただきありがとうございましたっ🫶🏻 (2022年10月5日 10時) (レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2022年8月30日 19時
