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丈『どうしてそんなややこしいことなってん…』
「・・・・・」
『で？謙杜は今何処泊まってるん』
「多分、恭平のとこっぽい…」
『そうなんや、、どうするん、このままって訳にいかへんやろ』
「うん、分かってる。」
『ホンマかぁ？わかってへんやろ』
「分かってる。分かってるんだけど…」
丈くんは頭で色々考えて
私に対して言葉を選びながら伝えてくれていた。
『ひとまず、大吾と2人で会うんやめろ。どんどん訳わからんなるやろ。大吾やってこのチャンス逃がしてたまるかって感じやろうけど、そこに関しては今付きおうてる謙杜が最優先。』
「そう、だね。うん。そうだよね。」
『大吾には俺が話しとくから。』
「ありがと…ごめんね、変なこと巻き込んで」
『ほんま、勘弁して欲しいわぁ〜今度なんか奢れよ？』
そんなこと言いながらも優しく頭を撫でてくれる丈くんは
優しいもう１人のお兄ちゃん的存在だ。
『久しぶりに見たわ、そんな顔』
「えっ？」
『あん時もそうやったなぁって、みんな寄ってたかってAに求愛しとったとき笑』
「求愛って、表現が笑」
『でもそうやろ？出来ることなら誰も傷付けたない〜ってずっと悩んどったやん』
「私、あの時どうしたんだっけね…」
私の言葉にちょっと目を見開いて、
正気か？って顔した丈くんは少し笑った
『自分の気持ちに素直になっただけやろ？まあ予想外の展開もあったけど、結果的に今Aと謙杜が一緒に居るのは誰が見ても「収まるところに収まった」って感じやん』
丈くんの言葉にチクリと胸が痛む
「謙杜くんと離れることは想像出来ない…出来ないんだけどね…
大ちゃんのこと考えちゃう私ってやっぱりおかしいのかな——･･･」
『おかしいやろ』
「････････」
『って、言って欲しいんやろ？』
「えっ、」
『誰かに引き戻して欲しいんやろ…？何言ってん？って言って欲しいんやろ？』
「･･････」
『言うだけなら言ったるよ？でも、言ってどうするん？言われたら戻って来られるん？』
「丈くん…」
丈くんが言いたいことは分かる。
”結局はお前次第”そういうことなんだよね。
そんなこと分かってるはずなのに
誰かに委ねようとしていた私は本当にズルイ。
「丈くん、私・・・」
今思う素直な気持ちを話し出そうとしたときだった。
私のスマホが鳴り出す。
そこにはマネージャーの名前。何だか嫌な予感がした。
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m725(プロフ) - メグミさん» 初めまして！コメントありがとうございます＾＾嬉しいです…！マイペース更新ですが今後とも宜しくお願いします…！ (2022年8月21日 21時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ(プロフ) - はじめまして!突然のメッセージすみません。楽しく拝見させて頂いてます。お忙しいかとは思いますが、更新がんばってください！続き楽しみにしています。 (2022年8月19日 21時) (レス) id: 8616d8b72c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2022年6月6日 13時
