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「ご褒美って…なに？」
西『んーせやなぁ、1日オフの日のAの時間俺にちょうだい』
「それは…」
『謙杜にはちゃんと言う』
「え？」
『この前話した。俺奪うつもりでいくけどええよなって』
「・・・け、謙杜くんに…？」
『うん。ええですよって俺やって負けませんからって言っとった』
「・・・そんな事、一言も言ってなかったのに、」
『Aが思っとるより俺らは意外とあっさりしとるで。』
男の子ってこんな感じなんだろうか…
けろっとそんな話をする大ちゃんに私は驚きを隠せなかった。
『A、約束やで。今度の土曜日。』
「大ちゃん…やっぱり2人で会うのはさ…ご褒美、違うことじゃダメなの…？」
結局大ちゃんのロゴ案は想像以上に良くて、
その案で進めていくことになり、さっき話に出ていたご褒美の話になる…
『ダメ。約束したやん』
「謙杜くん、嫌じゃない訳ないって…」
『じゃあ…内緒にする？キスの時みたいに。』
「大ちゃん、」
じわりと距離を詰めてくる大ちゃんと後退りする私。
『なんで離れんの？』
「ち、近いから」
『近づいてるんやもん』
「・・・・」
『この肌も髪も、目も口も…全部俺のものにならへんかな』
「・・・っ」
触れられたところがどんどん熱くなるのが分かる。
ゆっくり這われる指先が耳に触れて思わずビクッと反応してしまうと少し目を見開いてすぐに大ちゃんはニヤッと笑った
『恋人おるのに、そんな反応他の男に見せるなんてAは悪い子やね、』
「、、！そもそも大ちゃんが、、！」
『せやなぁ、大ちゃんも悪い子』
「ほんとに、もうダメだよ大ちゃん」
『なんで？大ちゃんのこと、好きになりそうやから…？』
「違っ、そんなんじゃ…」
『じゃあなんなん？俺が勝手にやってるだけやから、気にせんかったらええやん』
「…！そんなの、無理に決まって＿＿＿！」
『A、こっち見て』
「やだ、、」
視線が合わないように両手で顔を覆ったけど
でもそんなの無意味で、覆った手の甲に大ちゃんはキスを落とした――
その出来事に驚いて一瞬手を離せばその隙を縫って今度は唇と唇が触れる
「！！」
私が見せる隙を見逃さない大ちゃんはあれよあれよと入り込んで来てしまう
良くないことと分かっているのに
大ちゃんといると大ちゃんのことで頭がいっぱいになって＿＿＿
押し返そうとした手は
結局そのまま力が抜けていった。
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m725(プロフ) - メグミさん» 初めまして！コメントありがとうございます＾＾嬉しいです…！マイペース更新ですが今後とも宜しくお願いします…！ (2022年8月21日 21時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
メグミ(プロフ) - はじめまして!突然のメッセージすみません。楽しく拝見させて頂いてます。お忙しいかとは思いますが、更新がんばってください！続き楽しみにしています。 (2022年8月19日 21時) (レス) id: 8616d8b72c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2022年6月6日 13時
