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私が連絡を断っていた数ヶ月
彼らだって決して暇じゃないから忙しなく働いていて
その姿はメディアを通して知っていた。
だけど、そんな中でも私が考えていた以上に
気にかけていてくれていたことを後に知る。
兄side...
長「なあ、若林さん、Aちゃん連絡取れへんねん、なんでなん？家には帰ってきてるんやろ？」
西「電話も出んし、忙しいにしてもメッセージさえ既読にならんもんな…」
道「どうしたんやろ…」
丈「Aのことやから、何か考えてることがあるんやろ、きっと。」
流「けど、AちゃんSNSは更新してんやで。liveもしたりしてるし、メッセージ見てないわけはないと思うんやけどな…」
和「何か返せない理由があるんかもしれんな…」
恭「若林さん、何か言えない理由があるんすか？」
こうやってみんなから質問攻めにされるのは
もう何度目か、数えきれないほどだ。
少し前までは俺も
「早く連絡返せって言っておくわ〜」なんて
言えていたのに。
Aからある話をされてからは
俺自身もどうしたら良いか悩んでいた。
兄「ごめん…俺からは何も言えないんだ。」
長「何でなん…？！俺わからへん…」
Aとメンバー達が仲が良いことは
見ていて良く分かっていたつもりだった。
年齢的にも近い子達もいるし、
同級生のような、はたまた姉弟みたいな、
そんな関係性なんだと俺は思っていた
自分の妹だし、親しくしていることも
全く違和感はなくて
でも多分俺は鈍感過ぎたんだろうな…
恭「この後空き時間あるよな？俺、Aの店行ってくるわ」
長「･･･！！俺も！俺も行く！」
道「俺も…！」
丈「やめとき、Aはそんなの望んでへんやろ」
西「せやなぁ…迷惑かけるだけかもしれんしな」
本当は俺は引き止めるべき立場で、
こんなことするべきじゃないって
頭では分かってるのに…
ずっとずっと一緒に過ごしてきたけど
Aのあんな顔見たことなくて、
でも必死にもがいて今頑張ってる姿を見たら
いつか壊れてしまうんじゃないかと心配で
Aが閉じた蓋をこじ開けられるのは
悔しいけど、きっとコイツらなんだと
それが痛いくらいにわかるから…
俺のすべきことは１つしかないと思った。
兄「車出す。でも30分しかないからな。」
その言葉を聞いて一目散に駐車場に走っていったあいつは、殻に閉じこもったAを連れ出してくれるだろうか…？
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m725(プロフ) - リム子さん» コメントありがとうございます＾＾とても嬉しいです…！！（ ; ; ）更新頑張ります〜！！ (2022年6月6日 23時) (
レス) id: bce4216c10 (このIDを非表示/違反報告)
リム子(プロフ) - 初めてコメント失礼致します！読んでいて文体がすごく好きです！これからも楽しみにしています！🤍 (2022年6月6日 17時) (レス) @page44 id: 328e1440a5 (このIDを非表示/違反報告)
m725(プロフ) - リリカさん» いつもコメントありがとうございます＾＾恭平くん次回はどんな感じで登場させようか迷ってます〜笑 (2022年4月17日 12時) (レス) id: a58a28168a (このIDを非表示/違反報告)
m725(プロフ) - 涼杜兄妹さん» コメントありがとうございますー！大ちゃんは２面性を出していきたいと常々思っておりまして、ようやく始動してまいりましたー！これから少しずつ活躍させたいのですが試行錯誤中すぎてどうなるか分からないのですがお楽しみにしていただけたら嬉しいです＾＾ (2022年4月17日 12時) (レス) @page1 id: a58a28168a (このIDを非表示/違反報告)
リリカ - 恭平プリーズカモンカモン💜 (2022年4月15日 18時) (レス) @page9 id: 3cbd83fd77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fumi
| 作成日時：2022年4月4日 2時
