出発の時。2 ページ7
TH「つぎは、ぼくだよっ！」
ジミンさんと同じポーズをとるテヒョンさん。
私はさっきと同じように飛び込んだ。
テヒョンさんは私を抱きしめたままクルクルと回る。
TH「ヌナー、さみしいよ。」
「1ヶ月だけじゃん。」
ピタリと止まるテヒョンさん。
何だ！？恐る恐るテヒョンさんの顔を覗き込む。
TH「…っ、」
ポロポロと涙を零すテヒョンさん。
な、なんで！？
私は慌ててテヒョンさんを抱きしめる。
何度も何度もギュッ！と力を込めて抱きしめてみる。
TH「さみしいんだよ。わからない？」
1ヶ月は長い。そう言いながら私のおでこにキスをするテヒョンさん。
「すぐに会えるよ。」
私はテヒョンさんの長い睫毛についた涙を拭ってあげた。
JK「つぎ！」
ジョングクさんが着ていたジャケットをパッと広げて私を包んで抱きしめる。
JK「こうやってぇ、かくせば、いっしょいける？」
きゅん。
なんか可愛いことしとるがな。
「お菓子ばっか食べないでよ。」
ジョングクさんは私のおでこをペシッと叩く。
私も叩き返す。
JK『本当に離れたくない…。』
弱々しく私の耳元で呟いた。
これぐらいの韓国語ならわかってしまう。
私はマンネの大きな背中に腕を回して優しく抱きしめた。
YG「ヌナ。」
ユンギさんは昨日散々いやらしいことしたから省こうとしたら不満だったらしい。
腕を広げて待ってるので仕方なく抱きしめる。
YG「……。」
「……。」
無言で長く、強く抱きしめるユンギさん。
YG「またな。」
私の頭にキスを落として離れていった。
JH「つぎは、ぼくだね。」
ホソクさんが私を抱きしめる。
それはもう強烈に。
JH「ヌナー。いっしょいこうよー。」
私の首に腕を絡ませて右に左に揺らす。
今更無理だよ。
JH「ヌナー。ぼくたち、はなれられないよ。」
意味わからん。
尚も揺らすホソクさん。
JH「ヌナー。ぼくは、ヌナがほしい。」
ピタリと止まって視線が合う。
なんて反応するべきなんだろう。
うーん、うーんと困った。
JH「いまは、これで、いいよ。」
ホソクさんが私にキスをする。
下唇を軽く噛まれる。
あむあむと噛まれる。
NJ『ホソガ！』
JN『ヤー！』
JM『ヒョン！』
TH『やだー！』
JK『あ！』
YG『こら。』
JH「いってくるね、またすぐあえるよね。」
そう言ってホソクさんは私から離れた。
私は恥ずかしさで鼻血が出そうだ。
こうして彼らは韓国を発った。
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たるぎうゆ(プロフ) - やみいさん» こんにちは！物凄い褒めてもらえてこちらこそありがとうございます！嬉しい〜(o^^o)ささやかながら、お力になれたようで幸せでござります。 (2022年3月13日 16時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
やみい(プロフ) - 控えめに言っても最＆高です！はぁー面白たまらん。日常の疲れやイライラが解けていきまする。出会えてよかった。素敵な作品をありか待とうございます。 (2022年3月2日 12時) (レス) @page17 id: 10e6baffc5 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - あっとゆんぎゃさん» こんにちは、いつもコメントありがとうございます！こっそり戻ってまいりました笑。相変わらず不定期過ぎな更新なのですがのんびりとお付き合いいただけたらなあと思います(^.^)本当にいつもありがとうございます！ (2022年2月1日 15時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - JMさん» こんにちは、コメントありがとうございます！亀更新が過ぎる感じですが、待っていただけてたなんて感謝です！またこっそり更新していくと思いますのでお暇な時にでも覗いてもらえればなあと思います(^^) (2022年2月1日 15時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
あっとゆんぎゃ(プロフ) - 待ってました😆❤️ムフフ← 笑 はぁ、やはりたるぎうゆ様の作品大好物です🥰🤣👍 (2022年1月31日 19時) (レス) @page49 id: 2d773c2bd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年8月30日 18時
