YG & JM & JK 3 ページ46
JM『でね、テヒョンイがさ〜…』
会話は殆どジミンさんが話していて私はふんふんと聞いているだけ。
ジミンさんが楽しそうに笑っているので私も嬉しい。
JM『ジョングギもさ〜』
彼の話のネタはメンバーの事ばかりだ。
本当に仲が良いんだね、可愛いな。
JM『あっヌナ笑ってるー！』
『私だって笑いますよ、失礼な。』
パシャリ。
JM『ほら、笑ってる。』
ジミンさんがスマホの画面を見せてくれる。
JM『これからもこうして笑っててよ。』
『私は初めから笑ってたと思うんですが。』
JM『え〜こんな風に笑ったの昨日が初めてだよ？』
マジか…衝撃だ。
JM『んふふ。』
ジミンさんがパシャパシャと私を撮る。
だんだん恥ずかしくなってきた。
JM『ヌナ、顔が赤くなってきたよ。』
『写真撮り慣れてないもので。』
JM『不思議だなぁ、俺の周りの人達のセルカとかでこんなに自然な表情の写真見たことないや。』
また画面を私に向ける。
ぎこちなく目線を外す私が写っていた。
JM『すごく綺麗。ヌナはそのまま変わらずにいて。』
ジミンさんがテーブルの上で私の手を握る。
そしてゆっくりと近づいてくる。
横目でおじいさんの方を見ると、私達に背を向けて新聞を読んでいた。
静かな店内に新聞をめくる音だけが響いている。
そんな空間の中、ジミンさんは固まる私に長く優しいキスをした。
JM『そのまま変わらずに俺のそばにいてほしい。』
ほんの少し唇を離してジミンさんが呟く。
私を見つめる目は真剣だ。
なんて答えたらいいのだろう。
JM『…間違えた。これからも俺達のそばにいてよ、ヌナ。』
ニッとジミンさんが目を細めて私の頭を撫でる。
ステンドグラスから差し込む色とりどりの明かりが私達を照らしている。
何故だか胸がギュッと締め付けられて、
目の前のジミンさんが笑っているのに寂しそうにみえて。
私は彼の隣に移動して抱きしめた。
ジミンさんは少し驚いていたけど、彼もまた私の背中に腕を回してきつく抱きしめてくれた。
『出来る限り、そばにいるよ。』
JM『出来る限りじゃなくて、ずっと。』
『…うん。』
約束はできないけれど今は本当に彼らの、彼のそばにいたいと思った。
ジミンさんが向かいに置いていたコーヒーとケーキを引き寄せる。
JM『このまま隣に座っててよ。』
私とジミンさんはその後ピッタリとくっついてコーヒーとケーキを食べた。
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たるぎうゆ(プロフ) - やみいさん» こんにちは！物凄い褒めてもらえてこちらこそありがとうございます！嬉しい〜(o^^o)ささやかながら、お力になれたようで幸せでござります。 (2022年3月13日 16時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
やみい(プロフ) - 控えめに言っても最＆高です！はぁー面白たまらん。日常の疲れやイライラが解けていきまする。出会えてよかった。素敵な作品をありか待とうございます。 (2022年3月2日 12時) (レス) @page17 id: 10e6baffc5 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - あっとゆんぎゃさん» こんにちは、いつもコメントありがとうございます！こっそり戻ってまいりました笑。相変わらず不定期過ぎな更新なのですがのんびりとお付き合いいただけたらなあと思います(^.^)本当にいつもありがとうございます！ (2022年2月1日 15時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - JMさん» こんにちは、コメントありがとうございます！亀更新が過ぎる感じですが、待っていただけてたなんて感謝です！またこっそり更新していくと思いますのでお暇な時にでも覗いてもらえればなあと思います(^^) (2022年2月1日 15時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
あっとゆんぎゃ(プロフ) - 待ってました😆❤️ムフフ← 笑 はぁ、やはりたるぎうゆ様の作品大好物です🥰🤣👍 (2022年1月31日 19時) (レス) @page49 id: 2d773c2bd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年8月30日 18時
