君達、出発だ！3 ページ23
最後はユンギさんとナムジュンさんだ。
普段は聞き分けがいい2人なのに今日はどうしたんだろう。
私はソファーで寛いでいる2人の所に行く。
『どうしたんですか、行きますよ。』
NJ『いやあ、ヌナがここで産まれて育って引きこもりになったんだなって考えてたらつい。』
あれ？これもしかして悪口かな？
YG『なんか妙に落ち着くんだよな、ここ。』
いや、あなたはいつでも何処でもそうでしょ。
『もういいから行きましょう皆さん待ってますよ。』
NJ『残念だなあ、純日本家屋すごく僕好みです。そうだ今度は泊まってもいいですか？』
『お断りします。』
YG『そこ表向きはどうぞって言う所だろ。ほんとブレねえな。』
ユンギさんとナムジュンさんが嬉しそうに笑う。
何が面白いんだ、よくわからん。
『もう、早く！』
私はナムジュンさんとユンギさんの腕を引っ張って立たせようとする。
NJ『ははは、わかりましたよ。』
YG『はいはい。』
2人は笑い、私の頭にポンッと手を置いてから玄関に向かう。
『…私、ヌナなんだけど。』
ちょっと納得がいかないけどセジンさんを待たせてるので私も急いで玄関に行ったら、家の前にでかいバンが止まってて近所迷惑だった事に少し焦る。
急いで荷物入れないと！
私はドアを叩いて子ゴリラを呼んだ。
『ジョングクさん出番です。』
ジョングクさんが微妙な顔をしながら出てくる。
JK『別にいいんだけどね。俺アイドルなの知ってるよね…？』
『ブツブツ何言ってるか聞こえない。早く積んで下さい。』
ジョングクさんが大きめのキャリーさんをトランクに積んでくれる。
『ありがとう。さ、近所迷惑なのでとっとと出発しましょう。』
私とジョングクさんが乗り込むとバンが出発した。
あまりの滑らかな運転に驚いた私は運転席のセジンさんに目をやると、運転手はセジンさんではなく年老いた日本人のおじいさんだった。
ここは日本。
交通ルール厳守の国なのでホッとする。
セジンさんは助手席でゆで卵を食べていた。可愛い。
本日の席順はこうだ。
TH.JH.JM
JN.＿ .YG
NJ. 私 .JK
運.＿ .MG
『どこに行くんですか？』
隣にいたナムジュンさんに聞いてみる。
NJ『…。』
彼は窓の方に視線をやったままだ。
あれ？聞こえなかったのかな？
『ナムジュンさん？』
NJ『はい。』
ナムジュンさんがとても嬉しそうな笑顔で振り向いて私の手を握る。
な、なんだ？
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たるぎうゆ(プロフ) - やみいさん» こんにちは！物凄い褒めてもらえてこちらこそありがとうございます！嬉しい〜(o^^o)ささやかながら、お力になれたようで幸せでござります。 (2022年3月13日 16時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
やみい(プロフ) - 控えめに言っても最＆高です！はぁー面白たまらん。日常の疲れやイライラが解けていきまする。出会えてよかった。素敵な作品をありか待とうございます。 (2022年3月2日 12時) (レス) @page17 id: 10e6baffc5 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - あっとゆんぎゃさん» こんにちは、いつもコメントありがとうございます！こっそり戻ってまいりました笑。相変わらず不定期過ぎな更新なのですがのんびりとお付き合いいただけたらなあと思います(^.^)本当にいつもありがとうございます！ (2022年2月1日 15時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - JMさん» こんにちは、コメントありがとうございます！亀更新が過ぎる感じですが、待っていただけてたなんて感謝です！またこっそり更新していくと思いますのでお暇な時にでも覗いてもらえればなあと思います(^^) (2022年2月1日 15時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
あっとゆんぎゃ(プロフ) - 待ってました😆❤️ムフフ← 笑 はぁ、やはりたるぎうゆ様の作品大好物です🥰🤣👍 (2022年1月31日 19時) (レス) @page49 id: 2d773c2bd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年8月30日 18時
