オンマじゃなくなった日。2 ページ43
あれからマンネ達に詰問されたけど私は絶対に口を割らなかった。
ユンギさんもヒョンラインに何か聞かれてたみたいだけど、多分話さなかったんだと思う。
皆が変な空気のまま私達は宿舎に帰る。
「お疲れ様でした！」
私は宿舎に入るなり即自分の部屋へ行った。
のそのそとベッドに横たわって手で顔を覆う。
私、キスした！
これがファーストキスなの？
合意もくそも無かったんだけど！
何度も当たるユンギさんの唇を思い出して私は枕に顔を沈める。
ふいにノックの音が響いた。
NJ「ヌナ、僕です。」
ナムジュンさんがガチャリと部屋に入ってきた。
枕に沈んでる私を見たのかナムジュンさんが慌てて私の顔を持ち上げる。
NJ「どうしたんですか、ヌナ。」
「…なんでもないです。」
NJ「また顔が赤くなってますよ。」
うそ！
私は自分の顔をペタペタ触る。
NJ「…ユンギヒョンと何かありましたね？」
ナムジュンさんの顔がゆっくりと近づいてくる。
その瞬間、ユンギさんのキスを思い出してまた顔がカッと熱くなる。
NJ「キス、したんですか。」
「へえっ！？」
突然正解を言われて焦った私はもう言い逃れができない声を出してしまった。
頭の良いナムジュンさんが気づかないわけがない。
「いや、その、あの、！？」
何ということでしょう。
私、今、ナムジュンさんとキスをしています。
ナムジュンさんの鋭い目が私をジッと見ている。
目を閉じるでもなく瞬きもしない。
NJ「、ヌナ。」
唇を離したと思ったらまたキスをする。
そのまま力に負けてベッドに倒れこむと、苦しくなってナムジュンさんの胸をドンドンと叩く。
けど、その手すら抑えつけられてしまう。
「は、あ…っ！」
一瞬離れて息を吸い込む。
だけどまたキスをするので私は思わずナムジュンさんの唇を噛んでしまった。
NJ「…。」
ナムジュンさんが離れて私を見ている。
NJ「僕はこれで2回目です。」
え、どういう意味？
ギシッとベッドが軋む。
NJ「嫌わないでください。」
ナムジュンさんがそう呟くと、そのままベッドの上で強く抱きしめられた。
NJ「多分ヌナのファーストキスは僕ですよ。」
「い、いいい、いつ！？」
ナムジュンさんが急に腕を解いたせいで、私はそのままの勢いでベッドに倒れた。
NJ「ヌナが酔って、こうやって寝てる時です。」
ナムジュンさんがそう言いながら近付いて、また私にキスをした。
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たるぎうゆ(プロフ) - rnmo_xx_さん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！とても嬉しいです^_^完結はまだまだ先になりそうですが、更新ゆるゆるやっていきますね！ (2021年8月30日 14時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ユホさん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！楽しんでいただけてるようでとても光栄です！お気遣いありがとうございます^ ^また覗いてもらえらたら嬉しいです！ (2021年8月30日 14時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
rnmo_xx_(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。とても面白かったです！作者さんのペースでお待ちしてますので完結まで楽しみに待ってます！ (2021年8月30日 8時) (レス) id: c79aa7bb79 (このIDを非表示/違反報告)
ユホ - 初めまして、こんにちは！毎回楽しく拝見させていただいています。無理をせず、これからも頑張ってください！ (2021年8月29日 22時) (レス) id: 68277c1237 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - (名前)まろさん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！わあ、本当に嬉しいです（ ; ; ）！お気遣いまで…泣 またお暇な時覗きに来てもらえたら私が喜びます笑m(._.)mペコリ (2021年8月28日 14時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年8月16日 17時
