オンマじゃなくなった日。1 ページ42
YG『おい。』
尚も無視する私にマンネ達が少し慌てる。
TH「ヌナ、ヒョンはわるくないですよ？」
「そうなの？」
JM「うん、メイクヌナがこいん？こーん？にです。」
NJ「強引に。」
「でも泣いてる相手にあんな態度酷くないかい？」
JK「それは、そうですねぇ。」
ジミンさんがジョングクさんを蹴る。
NJ「ヌナ、ユンギヒョンは…」
「もういいじゃん、私には関係ない。」
本当にそう思ってまたソファーに寝転ぼうと歩きだす。
「わあ！」
ユンギさんが私の手を凄い力で引っ張ってスタジオを出た。
………
……
…
電気を落としてある廊下は暗くて、自動販売機の灯りがぼぉっと照らす階段横に投げられる。
「何すんの、痛いでしょ！」
強く抗議しようと顔をあげる。
「、」
ユンギさんが私の唇にぶつかる。
「ぅ、」
何度も何度も。
少ししてゆっくりと離れた。
うっすらとユンギさんの顔が灯りに照らされる。
「、え、なに。何してるの。」
怒っているような、悲しそうな。そんな顔をしたユンギさんがまた近づいてくる。
私はぎゅっと身構えたけど、ふわっと抱きしめられた。
耳元で「きらわないで。」と言われて、回された腕の力が強くなった。
私はどうしようもなくて、ただされるがままでぼーっとした。
YG『ごめん。』
ユンギさんがそう呟いてパッと離れる。
「へ？あ、うん。」
気まずさにどうしようか、と考えていたら
YG『戻るぞ。逃げるなよ。』
ユンギさんが私の手を握ってゆっくり歩きだす。
我に返って手を振りほどく。
ユンギさんが舌打ちして、また繋ぐ。
私は振りほどく。
それを何回も繰り返したけど、しつこくユンギさんは手を繋いでくるのだ。
とうとう観念した私は、ユンギさんと手を繋いでスタジオに戻った。
JK『ヌナ！』
ジョングクさんが心配そうに駆け寄ってくる。
JN『え、何でユンギ顔赤いの。』
JH『うわ耳まで真っ赤だ！』
YG『うるさい。』
手が離されたので私はフラフラとソファーに向かう。
途中、ふとユンギさんを見てみた。
ユンギさんの顔が赤く火照っていて、私と目が合うと顔を手で隠した。
JK『…何でヌナまで赤くなるの。』
TH『…二人で何してたんだよ。』
JM.NJ.JH.JN.『………。』
ユンギさんが覆った手の隙間から私を覗くのが見えたその瞬間、私は耳の先まで熱くなるのを感じて慌ててソファーに突っ伏した。
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たるぎうゆ(プロフ) - rnmo_xx_さん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！とても嬉しいです^_^完結はまだまだ先になりそうですが、更新ゆるゆるやっていきますね！ (2021年8月30日 14時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ユホさん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！楽しんでいただけてるようでとても光栄です！お気遣いありがとうございます^ ^また覗いてもらえらたら嬉しいです！ (2021年8月30日 14時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
rnmo_xx_(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。とても面白かったです！作者さんのペースでお待ちしてますので完結まで楽しみに待ってます！ (2021年8月30日 8時) (レス) id: c79aa7bb79 (このIDを非表示/違反報告)
ユホ - 初めまして、こんにちは！毎回楽しく拝見させていただいています。無理をせず、これからも頑張ってください！ (2021年8月29日 22時) (レス) id: 68277c1237 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - (名前)まろさん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！わあ、本当に嬉しいです（ ; ; ）！お気遣いまで…泣 またお暇な時覗きに来てもらえたら私が喜びます笑m(._.)mペコリ (2021年8月28日 14時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年8月16日 17時
