私達の生活。1 ページ34
あの事件から数日が経ち、今では事務所について行ってもスタッフさん達に何も言われない。
と、いうか避けられている。
メイクさん達は相変わらず私を睨んだり小さな嫌がらせをしたりするけど、その度に私もやり返した。
メンバー達が私を信じてくれているのでむしろメイクさん達は彼らに叱られている。
JM「ヌナ、ダンスして〜。」
ジミンさんが私の背中にぶら下がる。
「ヌナが踊れると思う？」
ジミンさんが んふふ。と笑いながらわたしの両手を持つ。
そして音楽に合わせてカクカクと動かした。
JM「あはははっ！」
TH「ジミナ、ちがう！こうだよ！」
今度はテヒョンさんがわたしの片手をもって腰に手を回す。
わざと真剣な表情を作って右に左に舞踏会みたいなダンスをする。
JM「あはは！それ、いい！！」
やめて〜！(白目)
JH『こら！ヌナが白目むいてるだろ！』
ホソクさんがテヒョンさんの頭をスパーン！と叩いた。
JH「ヌナ、ダンスべんきょうしますか？」
「全力でお断りします。」
ホソクさんの盛大な"ええ〜！？"と言う声を背に、私は定位置のソファーに向かった。
が、ユンギさんが先に寝転んでいた。
「なんでここ？あっちにいっぱいソファーあるじゃん。」
YG「ここが、いい。ヌナも、ここ。」
仰向けに寝てるユンギさんが足を上げる。
私がそこに腰掛けると、ユンギさんの足が私の膝の上に置かれた。
「行儀悪いな。」
YG「コリアンスタイル。」
何を言ってるんだ、こいつは。
ユンギさんの足をこそばすと、キャキャキャと笑う。
この流れはもはや宿舎でもお馴染みとなった。
やがてユンギさんが離れると、次はナムジュンさんが私の隣に腰掛ける。
ナムジュンさんは小説を静かに読んで、少しすると私の頭を撫でたり髪の毛をいじったりする。
そしてまた小説に目を落とす。
私がお菓子を食べ出すと、ナムジュンさんも小説を見ながら口を開ける。
私はお菓子を入れて上げたり、ストローが刺さったアイスコーヒーを口に含ませたりする。
これもいつからか宿舎でも当たり前になってしまった。
メンバーそれぞれに癖があって、私もそれに応える。
そうする事が私の仕事でもあるし、私自身もそれが普通になってしまったので嫌な気はしない。
この気を使わないような関係がとても居心地良く感じるようになった。
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たるぎうゆ(プロフ) - rnmo_xx_さん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！とても嬉しいです^_^完結はまだまだ先になりそうですが、更新ゆるゆるやっていきますね！ (2021年8月30日 14時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ユホさん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！楽しんでいただけてるようでとても光栄です！お気遣いありがとうございます^ ^また覗いてもらえらたら嬉しいです！ (2021年8月30日 14時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
rnmo_xx_(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。とても面白かったです！作者さんのペースでお待ちしてますので完結まで楽しみに待ってます！ (2021年8月30日 8時) (レス) id: c79aa7bb79 (このIDを非表示/違反報告)
ユホ - 初めまして、こんにちは！毎回楽しく拝見させていただいています。無理をせず、これからも頑張ってください！ (2021年8月29日 22時) (レス) id: 68277c1237 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - (名前)まろさん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！わあ、本当に嬉しいです（ ; ; ）！お気遣いまで…泣 またお暇な時覗きに来てもらえたら私が喜びます笑m(._.)mペコリ (2021年8月28日 14時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年8月16日 17時
