高級寿司と私。3 ページ3
もうすっかり暗くなった窓の外。
車に乗った私は、振動に合わせてふらりふらりと右に左に振り回される。
うう、真っ直ぐ座れない。
若干気分悪いけど、高級寿司がもったいないから絶対吐かないぞ。
YG『ジョングガ。俺らは簡易座席に座ろう。ヌナを後ろの席で寝かせるぞ。』
JK『わ、ヌナの顔が赤い！酔ってるんですか？』
YG『最後らへんガバガバ飲んでたからな。ほら、前の席行くぞ。』
信号が赤になり、隣にいたユンギさんとジョングクさんが気を利かせてくれて私は1番後ろのソファー席で横になる。
が、ここは韓国。
運転が多少荒いのがデフォルトである。
体が思うように動かない私はセジンさんの男らしいブレーキで座席と座席の隙間にゴロリと落ちた。
「助けておくれ。」
JK『ああ、もう。このヌナはほんとに！』
ジョングクさんが簡易座席を畳んで私を抱き上げる。
ありがとう、ゴリラって思っててごめんね。
YG『大丈夫か？顔、打ったか？』
JK『鼻低いですし大丈夫でしょ。』
NJ『ジョングガ、代わるよ。』
JK『信号変わるので大丈夫です。俺が支えときますよ。』
皆がケンチャナ？と聞いてくれる。
なんて優しい子供達だ。
JK「ヌナ、ぼくのあし、まくら。」
「ありがと…硬い。」
JK『文句言うな。』
ジョングクさんが私のおでこをピシッと叩いた。
「ううー気持ち悪い…」
JK『ふふ。』
ジョングクさんの大きな手が私の頭を撫でたり髪の毛をいじる。
逆らう気力もないので私はそのままジョングクさんの筋肉膝枕で宿舎まで帰った。
MG『着いたぞ、お前達は早く宿舎に入れ。』
MG「Aさん、ぼくが、連れていきますねぇ。」
えっ、やった！酔っ払って良かった！
バンの扉が開いてセジンさんが見えた。
JK『俺が運びます。マネヒョンは荷物持ってって下さい。』
有無を言わせぬスピードで私を抱えるジョングクさん。
そして颯爽と車から降りた。
子ゴリラぁぁ！
JK「おちる。」
ジョングクさんが抱えてる手を緩めたので私は慌ててがっしりと抱きつく。
JK『最初からそうしとけば良いのに。』
私をグッと体に近づけて何か呟くジョングクさん。
TH『ジョングガ、それぐらいにしとけよ。』
JK『何もしませんよ。』
JM『信用ならないよ、グギはヌナに近すぎ。…あとホソギヒョンも。』
JH『えー、俺ぇ？』
NJ『…。』
JN『はいはい、もう着くよ。』
YG『ジョングガ、部屋に運んでやれ。』
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たるぎうゆ(プロフ) - rnmo_xx_さん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！とても嬉しいです^_^完結はまだまだ先になりそうですが、更新ゆるゆるやっていきますね！ (2021年8月30日 14時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ユホさん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！楽しんでいただけてるようでとても光栄です！お気遣いありがとうございます^ ^また覗いてもらえらたら嬉しいです！ (2021年8月30日 14時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
rnmo_xx_(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。とても面白かったです！作者さんのペースでお待ちしてますので完結まで楽しみに待ってます！ (2021年8月30日 8時) (レス) id: c79aa7bb79 (このIDを非表示/違反報告)
ユホ - 初めまして、こんにちは！毎回楽しく拝見させていただいています。無理をせず、これからも頑張ってください！ (2021年8月29日 22時) (レス) id: 68277c1237 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - (名前)まろさん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！わあ、本当に嬉しいです（ ; ; ）！お気遣いまで…泣 またお暇な時覗きに来てもらえたら私が喜びます笑m(._.)mペコリ (2021年8月28日 14時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年8月16日 17時
