おはよう。2 ページ17
「さて、と。」
私は意を決してユンギさんとジョングクさんを起こしに行く。
まずはユンギさんの部屋にノックして入った。
「おはようございます。」
こんなことで起きるわけもなく。
私はベッドまで行き布団を揺すった。
「起きてください、ご飯出来てますよ。」
YG『ん〜…起きる…あとで…。』
布団をめくろうとしたらユンギさんが体を折りたたんで抵抗する。
私は容赦なく布団をめくってやった。
YG『…。』
目を開けたユンギさんが私を見る。
寒い、布団を掛けてくれ。と目が訴えかける。
「ダメです。もうすぐお仕事ですよ。」
YG『…。』
なんだよ、機嫌治ったのか？と相変わらず目で会話してきた。
私はコクリと頷いた。
YG『起きる。』
ムクッと起きたユンギさんは、私の頭にキスを落とす。
「それ、やめて。」
YG「むり。」
またチュッとしてから部屋を出たユンギさんはそのままリビングに向かっていった。
さあ、次は恐怖のマンネ・ジョングクさんだ。
ノックをして部屋に入る。
声をかけても起きないのは承知なので、もう最初から掛け布団を剥ぐ。
JK『！？』
JK『…ヌナ？』
「起きてください、ご飯出来てますよ。」
ジョングクさんが目をしぱしぱさせながら上半身を起こす。
このままだと確実に二度寝行きである。
ベッドに座って、ジョングクさんのほっぺたをつまむ。
「ウリマンネ、起きなさい。」
ビヨーンと伸ばしてパッと離す。
そうしてようやく起きたジョングクさんが目を大きくして私を見る。
JK「ヌナ、ヌナ。」
ジョングクさんが私を引っ張って抱きしめる。
「起きた？もうすぐ仕事ですよ。」
JK『寂しかったよ、何日も無視するなんて酷い。』
何を言ってるかわからないけど、とりあえずジョングクさんの背中をポンポンと叩いてあげる。
JK「さみしい、かったです。」
「じゃあ、もうあんなことしないでよ。」
私は首を触りながらジョングクさんに言う。
JK「それは、しらないー。んふふ。」
生意気なジョングクさんのおでこをペシッと叩くと、嬉しそうに笑った。
そして今度はジョングクさんを背中にぶら下げてリビングに戻った。
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たるぎうゆ(プロフ) - rnmo_xx_さん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！とても嬉しいです^_^完結はまだまだ先になりそうですが、更新ゆるゆるやっていきますね！ (2021年8月30日 14時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ユホさん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！楽しんでいただけてるようでとても光栄です！お気遣いありがとうございます^ ^また覗いてもらえらたら嬉しいです！ (2021年8月30日 14時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
rnmo_xx_(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。とても面白かったです！作者さんのペースでお待ちしてますので完結まで楽しみに待ってます！ (2021年8月30日 8時) (レス) id: c79aa7bb79 (このIDを非表示/違反報告)
ユホ - 初めまして、こんにちは！毎回楽しく拝見させていただいています。無理をせず、これからも頑張ってください！ (2021年8月29日 22時) (レス) id: 68277c1237 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - (名前)まろさん» 初めまして、こんにちは！コメントありがとうございます〜！わあ、本当に嬉しいです（ ; ; ）！お気遣いまで…泣 またお暇な時覗きに来てもらえたら私が喜びます笑m(._.)mペコリ (2021年8月28日 14時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年8月16日 17時
