衝撃のグッドモーニング。JH ページ48
JH side
時刻は7時半。
今日の仕事は昼からだし、もう少し寝てようかとも思ったけど、なんとなく二度寝はやめておいた。
軽く身支度してリビングに向かう。
ヌナが朝ごはんを作ってくれてるみたい。
いい匂いがするよ〜!
何を作ってくれてるのかな?
キッチンに向かうにつれ騒がしくなっていき、足を止める。
なんか揉めてる…?
ジニヒョンとナムの声が聞こえた。
キッチンに行ってもいいものかと戸惑っていたけど、きっとヌナもその場にいるだろうしと思って勇気をだして足を進めた。
キッチンカウンターから丁度2人が見えた。
JN『なんなのお前。ヒョンに生意気なんじゃない。』
ジニヒョンの声にドキリとして、朝っぱらからなんなんだとヒヤヒヤする。
NJ『駄目です。ヌナは昨日鼻血が出たのですから。また粘膜が傷付くじゃないですか。』
いつもなら一歩引くナムが言い返している。
どうしちゃったの。ほんと。
ジニヒョンをチラッと見ると、笑ってるんだけど明らかにイライラしていた。
ジニヒョンの目線の先にはナムの背後からひょこっと顔を出したヌナ。
ああ、ヌナ。ジニヒョンを煽らないで。
ナムと向き合うヌナ。
……あ、ヌナ、笑ってる。
一瞬だったけどヌナの口角がピクッと上がるのが見えた。
「あぁ〜いいにおいですね〜!あさごはぁん!」
俺はワザとらしく大きな声でキッチンへ入った。
ヌナが俺をみて「ホソクさん、おはようございます。」と言って小さく会釈した。
俺はナムとジニヒョンの腕に自分の腕をガシッと絡ませてキッチンを出る。
「おなか、すきましたぁ〜!ごはん、おねがいしまぁすね〜!」
キッチンにいるヌナに聞こえるように大きな声で話した。
微妙な顔をして俺を見るジニヒョンとナムに気付かないフリして、ダイニングテーブルに座る。
…さっき思った事はなんだったっけ?
決してジニヒョンとナムの仲裁をしようとしたわけじゃない。
ただ、ヌナがナムに笑いかけたのを見て、それで、、、
「?」
え、まさか嫉妬?
ええ〜〜!?
いやいやいや…そんな、ねえ?
この小さな違和感を今はまだ明らかにしたくなくて、それ以上考えないようにした。
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たるぎうゆ(プロフ) - maritaka0313さん» 初めまして、こんばんは♪うわ〜!めっちゃ嬉しいです!楽しんでもらえたみたいで良かったです〜^ ^不定期更新ですが、また良かったら覗きに来てくださいね! (2022年8月19日 1時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
maritaka0313(プロフ) - 初めまして^ ^こんばんは☆何度も何度も読み返してしまうほど、ハマってしまいました!だいすきです!!これからも楽しみにしてます♡(重荷なコメントになってしまってたら、すいませんm(__)m) (2022年8月18日 22時) (レス) id: 1c7f33ed83 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ayaka0410さん» おはようございます!こんな初期作にコメント頂きまして感激です♪私生活が忙しくてほんとに稀な更新となってしまいますがよろしくお願いします^ ^ (2022年8月14日 3時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
ayaka0410(プロフ) - こんにちは!!この作品本当に大好きです!これからも頑張ってください!応援してます! (2022年8月11日 16時) (レス) @page1 id: 3c51000d2c (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ゆりさん» こんにちは、前アカウントからの読者様がまた見に来てくださったなんて感激です!こちらこそありがとうございます( ; ; )マイペース更新ですが、またお付き合いいただけたら幸せです!うるじま〜(´;ω;`) (2022年3月13日 16時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たるぎうゆ | 作成日時:2021年7月27日 18時