キックボード、チョア〜。2 ページ39
到着。
おお、乾いてら。
大きな乾燥機を開けて中を確かめたら仕上がりふんわりいい匂い。なんか語呂良くない？
時々あるよね、乾燥甘くて生乾きの嫌な臭いが残ってるとか。
TH「ヌナ、ぱんつにおうの、しゅみ？」
テヒョンさんが恐る恐る私の手にあるパンツを引っ張って後ろに隠した。
…はっ！
この行為は他の人から見ると変態でしかない。
こういう時、韓国語話せないと困るよね。
本当に頑張って覚えなきゃ。
TH「だいじょぶ、だれにでも、ひみちゅ あります。でも僕たちアイドル。だめ、ぜったい。」
テヒョンさんは勘違いしたまま私に言う。
めっちゃ真剣に。
誤解だよ！
やめて、その目！
今更どうあがいても言い訳にしか聞こえないだろうし、私は黙ってコクリと頷いた。
諦めの早さも自信あります。ええ。
さて、カワック的な設備のおかげで服も粗方乾いていた。
私が服を畳もうとしたらテヒョンさんが「違いますねぇ〜」と言いながらハンガーにかけ直した。
あ、クローゼットなのね。
実家はタンスオンリーだから、つい。
服はそのまま掛けておけば各自部屋に持って帰ってくれるらしい。パンツも。
こういうの最初の説明大事だよね！！
ありがとう、テヒョンさん！
「助かりました、ありがとう！」
私はテヒョンさんに深々とお辞儀をしてにこりと笑った(つもり)。
TH『あ、今のって笑った？口の端がピクッてした！』
どーいたまして！と言いながら私に抱きつくテヒョンさん。
だから、そういうのはやめてくれ。
この韓国という地はスキンシップの激しい国らしい。
できれば握手止まりでお願いしたい。
JK『あ。』
ゴリラ…じゃなくてジョングクさんが洗面室に入ってきた。
そして凄まじい力で一気にはがされる私とテヒョンさん。
いや、テヒョンさんは投げられたという方が正しい。
JK『またですか、ヒョン。』
TH『ジョングガ。マジでヒョンにも優しくして。その内入院しそう。』
おや。また仲よさそうにおしゃべりし始めた。
なので私はまた1人でスタスタとこの場を去った。
さてキックボードどうしよう。
持ち主がいないのに私が借りてもいいのかな？
いいよね！(即答)
よいしょ、とキックボードにまたがって力一杯蹴る、蹴る、蹴る…
進まない。何故だ。
『ふふっ』
チラリと後ろを見る。
…………ジョングクさんがキックボードを片足で押さえ付けてた。
どんな足してんだ、君。
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たるぎうゆ(プロフ) - maritaka0313さん» 初めまして、こんばんは♪うわ〜！めっちゃ嬉しいです！楽しんでもらえたみたいで良かったです〜^ ^不定期更新ですが、また良かったら覗きに来てくださいね！ (2022年8月19日 1時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
maritaka0313(プロフ) - 初めまして^ ^こんばんは☆何度も何度も読み返してしまうほど、ハマってしまいました！だいすきです！！これからも楽しみにしてます♡(重荷なコメントになってしまってたら、すいませんm(__)m) (2022年8月18日 22時) (レス) id: 1c7f33ed83 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ayaka0410さん» おはようございます！こんな初期作にコメント頂きまして感激です♪私生活が忙しくてほんとに稀な更新となってしまいますがよろしくお願いします^ ^ (2022年8月14日 3時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
ayaka0410(プロフ) - こんにちは！！この作品本当に大好きです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年8月11日 16時) (レス) @page1 id: 3c51000d2c (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ゆりさん» こんにちは、前アカウントからの読者様がまた見に来てくださったなんて感激です！こちらこそありがとうございます（ ; ; ）マイペース更新ですが、またお付き合いいただけたら幸せです！うるじま〜(´；ω；`) (2022年3月13日 16時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年7月27日 18時
