崖っぷち家政婦です。

どうも、私です。6 ページ12

MG『えー、皆。ここでジョングギに威嚇してる女性が本日よりこの宿舎で家政婦をしてもらうことになったAさんだ。ちなみにわかってると思うが日本人で、まだ韓国語はそんなに話せない。』



セジンさんが何か話し始めた。

私の紹介かな？




JN『何で日本人なの？韓国語も話せないみたいだし意思疎通出来ないから大変じゃない？僕たちが。』



意地が悪そうな顔をしながら私を見るジンさん。

なんかこの人、ムカつくなぁ。



MG「Aさん表情管理してくださぁいネ〜。だいじょぶですからぁ。」


NJ「Aさん、ジン兄さんはこういう人なんです。威嚇しなくて大丈夫ですよ笑」



ひゃっひゃっひゃっとすごい声で笑うソクジン氏。

いや、それ笑い声なのか！？



MG『まあ、パンPDが気に入っちゃったみたいでさ。筋金入りの引きこもりニートだったらしいんだ。だからお前達の事も知らないし、何だったら日本のテレビすら何年も観てなかったみたいだから。家事だけはお母様に叩き込まれてたようだから仕事はキチンとしてくれるはずだ。。』


(パンPDとAさんのお母様は書面や電話を通して色々話をしたみたいです。)




YG『へえ。じゃ俺達にとっても都合いいじゃん。芸能人だからってキャーキャー言うわけでもなさそうだし。』


JH『うんうん。ちょっと変わってるけど落ち着いてるし、何より俺達にあまり関心なさそうなのがいいよね。』


NJ『前の家政婦は酷かったもんな…物は盗るし売り捌くし。その点引きこもりで韓国語も苦手なら安心だよな、情報売ったりできないし。』


JM『うんヒョン達がいいなら俺も賛成〜！』


TH『俺もカオナシさん賛成！』


JK『俺は…いえ、俺も賛成です…。』



最後に発言したジョングクさんだけ不安そうな顔でこちらを見た。

だからなんだ！また目を見開いて睨んでやる。



JK『』



MG「Aさん、みんなよろしくといってまぁす。なかよく、たのしく、はたらいてくださいネー！あー、ぼくはかえりますのでー」



え、マジか。もう帰っちゃうのセジンさん！

置いてかないでよ！てか私の部屋は！？



あうあうと魚みたいに口をパクパクしてる間にさわやかな笑顔で去っていったセジンさん。

ほんとときめくわ。



そして残された7人の美少年と三十路のババア1匹。



ピー ガチャン、ガチャン。と、二重ロックがかかる音だけ虚しく響いたのでした。

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