謎は謎のままで。2 ページ19
あれからも取りに行く・持って行くの押し問答が続いて、結局ジンさんの押しの強さに負けた私は後日持ってきてもらうことに合意し電話を切った。
スーパーアイドルにブランド物でも何でも無いただの帽子を持ってきてもらうなんて…。
ｳﾞｰｯ
080××××××××ソクジニオッパだよ〜!○○○○←ID登録よろしくね!
私はすぐさまカトクを開いてスマホに打ち込んだ。
A登録完了です、今日はありがとうございました!おやすみなさい。
すぐに既読がついてアルパカのスタンプが送られてきた。
やー、変な気持ちだ。
推しとプライベートでカトクをするなんて、ペン失格じゃないか！？
アミ仲間に知られたら抹殺されてしまう。
万が一に備えて登録名を変更しとこう。(震)
てか、なんでカトクにジンさんが登録されてなかったんだろう？
車を出る前、確かにジンさんは私のスマホを操作して渡してくれたのにおかしいなあ。
…そういえばナムジュンくんがさっき私のスマホを触ってたよね。
まさか。
いやあ、さすがに友達のスマホの中身勝手に消したりしないでしょ〜。
うんうん、ジンさんが入力ミスしたんだよ。
きっと、そうだ…よね…？
頭痛くなってきた、もう考えるのはやめよ！
私はシャワーを浴びて仕事の準備をし、すぐにまたベッドに入った。
………
……
…
ゆさゆさ。
誰かが私を揺さぶっている気がする。
NJ「A。」
『…わあっ！ナムジュンくん！』
また勝手に入ってきている彼は、良い笑顔で私の枕元に立っていて私は慌ててスマホを見る。
『…あのねナムジュンくん今何時か知ってる？朝の４時。私の出発時間は7時なの。おやすみ。』
NJ「待って、寝ないで聞いてくれ。俺、変なんだよ。このあたりがムカムカして眠れないんだ。」
『それは昨日平壌冷麺とマンドゥを２人前も食べたからでしょ。胸焼けだよ、胃薬飲んで横になってたら治るよ。だからおやすみなさい。』
NJ「そうなのかな…わかった。」
ナムジュンくんが部屋から出て行く音がして、私はまたうとうとし始めた。
………
……
…
ドサッ。
ベッドが急に沈んで驚いた私は起き上がる。
『何してるの！？』
NJ「胃薬飲んだけど、胃痛が怖くて1人じゃ寝れない…おやすみ。」
『寒っ！布団とらないで！てかココで寝ないでね！？』
どうしちゃったのナムジュンくん！？
この日から彼は更にポンコツ具合が増していった。
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たるぎうゆ(プロフ) - (名前)まろさん» こんにちは、コメントありがとうございます！そそそそんな、恐縮でござりますm(_ _)mこちらこそありがとうございます(o^^o) (2022年3月13日 16時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まろ(プロフ) - 涙が出るくらい可愛いお話でした！素敵なお話ありがとうございました (2022年2月3日 0時) (レス) @page34 id: 9c3c554a02 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - なるさん» こんばんは、コメントありがとうございます！そう思ってもらえて嬉しいです^_^作ってよかった〜♪ (2022年1月31日 0時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
なる - すごくおもしろかった!! (2021年12月14日 23時) (レス) @page33 id: 3ec18fd7b6 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ひまわりさん» こんばんは、こちらこそいつもありがとうございます！最近私生活が忙しくなかなか更新出来ない日々が続いてます汗。ゆっくりになりますが更新しますのでまた覗きに来てくださいね。 (2021年9月23日 20時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年8月23日 21時
