ナムジュンくん、どうしたの？2 ページ16
JN「到着〜！晩ご飯はどうする…おっと、ごめん電話だ。」
アパートの駐車場に着くと、ジンさんはスマホを片手に車の外へと行ってしまった。
車内に残された私とナムジュンくんは少し前から気まずいままだ。
というか、ナムジュンくんは窓の外をずーっと見たままだから会話も無い。
『ね、ねえ。ナムジュンくん、さっきの話…もしかして聞こえてた…？』
NJ「……いや、声が小さくて何話してるか聞こえなかった。」
ほっ、良かった…。
ナムジュンくんはまだ窓の外を見ている。
もう駐車場ですけど！？
一面コンクリートなんですけど！？
そこで初めてナムジュンくんが不機嫌な事に気付いた。
『ナムジュンく』
JN「やー、ごめん！僕事務所によばれちゃってさぁ今から行かなきゃ。晩ご飯一緒に食べれなくて残念だよぉ〜！」
どうしたの？と聞こうとしたのだけれど、後部座席のドアが開いて戻ってきたジンさんの声にかき消されてしまった。
NJ「事務所に？急ですね何かあったんでしょうか。」
JN「いや、ネット通販の受取を事務所にしててさ、足の踏み場もなくて邪魔だから取りに来いって怒られちゃった！」
NJ「またですか…この間もマネヒョン、ブチ切れてましたよね。」
JN「そうなんだよもう怖いのなんのって！だからここで解散でもいい？ごめんね！あ、そうだAちゃん！」
『？』
JN「カトク交換しようよ！また僕とも遊んで欲しいな。なんなら釣りに行く？」
ええっ、推しと連絡先を交換だなんて！
明日ﾀﾋぬのか！？
驚いてスマホを持ったままドギマギしていると、痺れを切らしたジンさんが私のスマホを奪う。
JN「…よし、と。はい！登録したからこれで僕とも友達だね！まあ��何か��あったら気軽に相談してよ。」
ジンさんがニヤニヤしながらスマホを返してくれた。
NJ「ヒョン、お疲れ様でした。帰るよA。」
『え、あ、待ってよナムジュンくん。…ジンさん、今日は本当にありがとうございました！』
JN「こちらこそありがとう。とても楽しかったよ！また連絡するから返事してよぉ〜！」
『は、はい！』
NJ「……。」
車から降りたと思ったら、スタスタと1人で歩いて行ってしまうナムジュンくん。
足長いから歩くの早いんだ。
私は車から降りて、ジンさんにペコペコお辞儀をしながらナムジュンくんを追いかけた。
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たるぎうゆ(プロフ) - (名前)まろさん» こんにちは、コメントありがとうございます！そそそそんな、恐縮でござりますm(_ _)mこちらこそありがとうございます(o^^o) (2022年3月13日 16時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まろ(プロフ) - 涙が出るくらい可愛いお話でした！素敵なお話ありがとうございました (2022年2月3日 0時) (レス) @page34 id: 9c3c554a02 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - なるさん» こんばんは、コメントありがとうございます！そう思ってもらえて嬉しいです^_^作ってよかった〜♪ (2022年1月31日 0時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
なる - すごくおもしろかった!! (2021年12月14日 23時) (レス) @page33 id: 3ec18fd7b6 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ひまわりさん» こんばんは、こちらこそいつもありがとうございます！最近私生活が忙しくなかなか更新出来ない日々が続いてます汗。ゆっくりになりますが更新しますのでまた覗きに来てくださいね。 (2021年9月23日 20時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年8月23日 21時
