ジミンくんのお節介。2 ページ8
DY「でね、俺の友達がさ〜」
あれからドユンくんオススメだというお店でご飯を食べることになった。
私がメニューを見て悩んでいると、ドユンくんが「これが美味しいから」とテキパキと注文をし、料理を待つ間ひたすら喋り続けている。
DY「ねえ、Aさんはどんな音楽が好き？」
『あ、私は』
DY『俺はねぇ〜〇〇の〇〇って曲が好きでさ〜、」
ドユンくんはおしゃべりがとても好きなようで、さっきからこんなやりとりを何回か繰り返すから私は話を振られても愛想笑いをするだけにした。
やがてオススメの料理が運ばれてきて、ようやく食べ始める。
DY「ね、美味しいでしょ！？これ友達にも評判良くてさ〜」
『はい、美味しいですね。』
けど、私は自分が好きなの選びたかったなぁ。
その後もドユンくんのおしゃべりは止まらず、私はひたすら愛想笑いをし食べる事に集中したのだった。
………
……
…
『ごちそうさまでした、すみませんお会計させてしまって。』
DY「いいのいいの〜！俺が誘ったんだから！」
半分払うと言ったけど、ドユンくんが伝票を持って行ってしまい結局奢ってもらう事となった。
DY「それよりさ、俺達同期なんだしその敬語やめない？」
そういえば、ドユンくんはいつのまにか敬語を話すのをやめてだいぶ砕けた話し方になっていた。
『これはクセみたいなものなので…。』
正直私はまだ敬語をやめるぐらい心を開けてなかったから、どうにか有耶無耶にしたかった。
DY「それに…さ。ね？」
『え？』
いきなりドユンくんが私の手を握ってきた。
DY「俺達付き合わない？俺、Aさんの事気になってたんだ。」
ドユンくんが段々と近付いてきて私の唇に重なる。
全く意識も想像もしてなかったことが起きて、頭が真っ白になる。
『っ、』
咄嗟にドユンくんを押し退けてしまう。
『あ…の…っ、私っ、失礼します！！』
DY「Aさん！？」
じりじりと後退るとドユンくんが手を伸ばしてきたので、怖くなって私はその場から逃げた。
私の
私のファーストキス。
こんなあっけないものなんだ。
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たるぎうゆ(プロフ) - くるみさん» なんだか荒らしのような方がいらっしゃるので、鍵がつけれる所に移動されてるようですね（ ; ; ）私も移動しようか検討中ですので、その際はまたお知らせしますね！ (2022年3月13日 16時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - たるぎうゆさん» 返信ありがとうございます！生きていて良かったです😊私の好きな作者？さんも辞めてく人が多くなってて悲しいですけど今色々と危ないですよね… (2022年2月7日 16時) (レス) id: 3dc2a3c443 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - くるみさん» こんばんは、コメントありがとうございます！更新出来てませんが生きてます、大丈夫です！私生活が忙しくなったのと、この界隈も不穏な感じなので色々と少し考え中です^_^; (2022年1月31日 0時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - 最近更新してないですけど大丈夫ですか…？無理しない程度に頑張ってくださいね！応援してます((( (2022年1月11日 21時) (レス) @page16 id: 3dc2a3c443 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - モカさん» 初めまして、こんばんは！コメントありがとうございます(*^^*)応援とても嬉しいです、励みになります！最近少し私生活が忙しくなってきたので亀更新になりますがまた覗きにきてもらえたらなと思います！ (2021年9月12日 1時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年9月8日 19時
