oh my God！2 ページ3
『ない…嘘でしょ…？』
確かに、ここにあったはずのお店が無い！
JM「う〜ん、残念ながらお店には辿り着けないと思うよ。あれはMagic Shopっていってさ、店名の通り魔法の店なんだ。あのおっさんはね、僕みたいなのを人間に押し付ける神の仲介者なんだよね。」
てくてくと後ろをついてきた彼は、やはり胡散臭い笑みを浮かべながら話す。
『ど、どうしよう！』
JM「多分だけど、その急須で僕を封印して捨てても絶対戻って来るよ。仕方ないよね〜神様の意向だもん。てか捨てたりなんかしたら許さないから。」
ガーン
か、神様…何故私にこんな試練を与えるのですか(泣)
JM「じゃあ事情を飲み込んだところで改めて言うね！僕は精霊のジミン。君を幸せにするために願い事を叶えてあげる！君の名前は？」
『…悪魔でしょ。』
JM「君の名前は？(圧)」
『ひぃっ、Aです！』
JM「Aちゃん、よろしくね！」
『 』
よろしくしたく無いのに、彼は無理矢理握手をしてブンブンと振り回した。
こうして悪魔…もとい精霊のジミンくんとの謎な生活が始まったのであった。
………
……
…
JM「ねえAちゃん〜。何か願い事ないの〜？」
私のベッドの上で寝転び、おやつを食べるジミンくん。
『ちょっと、人のベッドの上で食べないで下さいよ！ああ〜ポロポロと…。』
願い事っていったって、貧乏をどうにかしたいくらいしか思いつかないよ。
でも金品はダメだって取説に書いてたし…。
もちろん呪い・殺人なんてもっての外だ。
JM「欲が無い人間って本当つまらないなあ。何かあるでしょ？たとえばさあ、ほら…」
ジミンくんが起き上がって、お菓子のカスを拾う私を引っ張る。
『！？』
いつの間にか集まったカラス達が窓の外でギャアギャアとけたたましく鳴き始め、沈みかけた夕日がジミンくんの顔に影を落とす。
JM「今すぐ気持ち良くなって幸せな気持ちにする事ができるよ…？」
段々とジミンくんの顔が近付いてきて…
『口の周り、食べカスだらけですよ。』
JM「やだ、恥ずかしい！」
ジミンくんは両手で口を押さえて洗面所へと走っていった。
『さて、そろそろ夕飯作らないと。』
先程まで激しく鳴いていたカラス達が��カ、カァー…��とひと鳴きして飛んでいった。
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たるぎうゆ(プロフ) - くるみさん» なんだか荒らしのような方がいらっしゃるので、鍵がつけれる所に移動されてるようですね（ ; ; ）私も移動しようか検討中ですので、その際はまたお知らせしますね！ (2022年3月13日 16時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - たるぎうゆさん» 返信ありがとうございます！生きていて良かったです😊私の好きな作者？さんも辞めてく人が多くなってて悲しいですけど今色々と危ないですよね… (2022年2月7日 16時) (レス) id: 3dc2a3c443 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - くるみさん» こんばんは、コメントありがとうございます！更新出来てませんが生きてます、大丈夫です！私生活が忙しくなったのと、この界隈も不穏な感じなので色々と少し考え中です^_^; (2022年1月31日 0時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - 最近更新してないですけど大丈夫ですか…？無理しない程度に頑張ってくださいね！応援してます((( (2022年1月11日 21時) (レス) @page16 id: 3dc2a3c443 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - モカさん» 初めまして、こんばんは！コメントありがとうございます(*^^*)応援とても嬉しいです、励みになります！最近少し私生活が忙しくなってきたので亀更新になりますがまた覗きにきてもらえたらなと思います！ (2021年9月12日 1時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2021年9月8日 19時
