冷蔵庫ドンのせいだ。 ページ43
TH「ぎゃーっ！ありえない！」
うるさいなぁ〜何なのよ…
目を薄っすら開けると、目の前にはムンクの叫び状態のテヒョンが居た。
A『勝手に部屋に入るなって言ってるのに…』
TH「ひどいっ！俺にはその仕打ちでヒョンは良いっていうわけ！？」
あ、そうだった。
枕の横には妖精化したソクジンがスヤスヤ寝ている。
TH「浮気者！皆に言いつけてやる！」
テヒョンが大袈裟な事を言いながら部屋から出て行った。
〜昨夜〜
JN「良かった…ほんとに嫌われたかと思った…」
開きっぱなしの冷蔵庫がピーピーと警告音を出している。
A『ジナ、あの、冷蔵庫、閉めなきゃ…』
ソクジンが私を片手に閉じ込めたまま、冷蔵庫の扉をパタンと静かに閉めた。
そしてそのまま体重が掛かっていき、ソクジンと冷蔵庫に挟まれる。
A『ちょっと！？』
壁ドンならぬ冷蔵庫ドンで私の頭はパニック状態な上に、首筋にソクジンの頭が沈んでいって吐息がかかる。
A『あっ、』
一気に心臓が早鐘を打ち、送り込まれた熱い血液が体を駆け巡る。
私はどうしたらいいのかわからなくなって、ギュッと目を瞑った。
ポテッ。
A『…ん？』
足元に何か落ちたような感覚がして、恐る恐る目を開く。
そこには妖精化したソクジンがうつ伏せで倒れていた。
A『えっ、ジナ！？』
慌ててソクジンを掬い上げ、呼吸を確認する為に耳に近づける。
JN「すぅ、すぅ。」
寝てやがる。
ビックリさせないでよ…。
掌に仰向けで寝ているソクジンの目は、のび太くんが眼鏡を外した時みたいに３に腫れている。
あんだけ号泣すれば疲れちゃうよね。
A『…次は無いからね。仕方ないから許してあげる。』
私はお腹が空いていた事も忘れて、ソクジンを掌に乗せたまま部屋へと帰った。
ーーー
ーー
ー
NJ「見損ないましたよ、ヒョン。」
JN「ヤー！だから違うって言ってるでしょぉ！？」
YG「Aを無理矢理…はぁ〜。ヒョン…。」
テヒョンがどういう説明をしたのかわからないけど、居間に行った途端に責められるソクジン。
JM「A、辛かったよね！大丈夫、僕が塗り替えてあげるっ！」
JK「ヒョンより俺のが良いと思います。若いので何度でも。」
JH「いいんだ…最後に俺を選んでくれれば…ブツブツ。」
JN「ちょっとAからも何か言ってよ！」
私はここで何故か冷蔵庫ドンを思い出してしまった。
7人「えっ」
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たるぎうゆ(プロフ) - 破壊神と希望さん» こんばんは、コメントありがとうございます！面白かったと言っていただけて嬉しいです！またお時間ある時に他の作品もよろしくお願いします^_^ (2022年1月31日 0時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
破壊神と希望 - 「女子力上げろよ、ブス。」は辛辣ですね。ｗｗｗｗｗｗ面白かったです！他の作品も見てみます！！ (2022年1月19日 22時) (レス) @page4 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ただのねこ。さん» こんばんは、コメントありがとうございます！私生活が忙しすぎてなかなかこちら更新できず申し訳ありません〜泣！コメント励みになります！亀更新ですがよろしくお願いします！ (2021年11月1日 22時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
ただのねこ。(プロフ) - はじめまして、家政婦の話から飛んできました！！たるぎうゆさんの書くお話めちゃくちゃ面白くてを気に入りです🥰これからも面白いお話楽しみにしてます！！ (2021年10月18日 14時) (レス) @page11 id: d97119f7f9 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - あっとゆんぎゃさん» こんばんは〜！いつもありがとうございます(*^^*)ナムのお話も続きが書けたらなと思っております笑ピョンテばっちこーい！笑 (2021年9月23日 20時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2020年7月31日 20時
