運命の分かれ道 in休日。4 JH ページ36
JH side
PD「さあ、出来たよ。」
PDがコーヒーを淹れて戻って来た。
PD「ええと、どこまで話したかな？」
TH「俺とAが子どもに囲まれて幸せに暮らす所までです！」
しばらくログアウトしていたテヒョンが復活した。
JK「ちょっと黙っててもらえませんか。」
TH「喜んで。」
ジョングクが腕まくりするとテヒョンが口を閉じて姿勢良く前を向いた。
NJ「まず、俺達が妖精と人間の間にできた子どもって本当なんですか？」
PD「ああ本当だ。お前達は妖精の母親と人間の父親の間で授かった奇跡の子なんだよ。さっきも言ったけど、異種族の間にできる子どもは稀なんだ。なのにお前の両親ときたら、7人も…」
NJ「なるほど、よっぽど相性が良かったんですね。」
JN「いや言い方。」
ほんとやめて。自分の親の良からぬ想像してしまうから。
PD「まあそういう事だろうね。お前達、母親から何も聞いていないのかい？」
JH「何も聞いてないまま息を引き取ってしまって…。」
〜回想〜
母「お前達も、もう立派な大人になったわね…。」
ある日俺達7人を母親がしみじみと見渡した。
母「実はね…子どもが大人になると妖精の親は消えなくてはいけないの。どうやらその時が来たようね…。」
JN「昨日までガキ共！って怒鳴り散らしてたくせに急に何を言ってるんですか。」
母「ソクジナ…1番初めに生まれた可愛い子。」
YG「あれ、なんかお別れモードになってねえ？」
母「ユンギヤ…2番目に生まれた冷た…クールな子。」
JH「母さん！なんでっ嫌だよぉっ！」
母「ホソガ…3番目に生まれた希望の子。」
NJ「駄目だ。こうなった母さんは話が通じない。」
母「ナムジュナ…4番目に生まれたナマイキ…賢い子。」
JM「母さん！母さんがいなくなったら、僕達の生活はどうなるの！？」
母「ジミナ…5番目に生まれた腹黒…思慮深い子。」
TH「母さん！隠れんぼするの？もう俺そんな歳じゃないけど、しょうがない。付き合ってあげるよっ！」
母親「テヒョンア…6番目に生まれたアホ…純粋な子。」
JK「お母さぁん…」
母「ジョングガ…最後に生まれた愛しい子。」
母さんの体が光に包まれる。
母「皆、強く生きてね…！」
7人「母さん！」
〜回想終了〜
俺達が物心ついた時にはもう父親はいなくて、何も事情を教えてくれないまま、母親も目の前で光の粒となって消えてしまった。
PD「お前達の母親、生きてるよ？」
7人「えっ」
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たるぎうゆ(プロフ) - 破壊神と希望さん» こんばんは、コメントありがとうございます！面白かったと言っていただけて嬉しいです！またお時間ある時に他の作品もよろしくお願いします^_^ (2022年1月31日 0時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
破壊神と希望 - 「女子力上げろよ、ブス。」は辛辣ですね。ｗｗｗｗｗｗ面白かったです！他の作品も見てみます！！ (2022年1月19日 22時) (レス) @page4 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ただのねこ。さん» こんばんは、コメントありがとうございます！私生活が忙しすぎてなかなかこちら更新できず申し訳ありません〜泣！コメント励みになります！亀更新ですがよろしくお願いします！ (2021年11月1日 22時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
ただのねこ。(プロフ) - はじめまして、家政婦の話から飛んできました！！たるぎうゆさんの書くお話めちゃくちゃ面白くてを気に入りです🥰これからも面白いお話楽しみにしてます！！ (2021年10月18日 14時) (レス) @page11 id: d97119f7f9 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - あっとゆんぎゃさん» こんばんは〜！いつもありがとうございます(*^^*)ナムのお話も続きが書けたらなと思っております笑ピョンテばっちこーい！笑 (2021年9月23日 20時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2020年7月31日 20時
