お約束の朝。 ページ22
…ピピピピ！
A『…うるさいなぁ。どこ…どこ…。』
アラームを止めようとスマホを探す。
まぶしくて目が開けらんない。
ピピピピピッ…
TH「止めたよぅ…。ムニャ。」
A『ありがと〜…。』
って、おい。
A『なんでマイルームで寝てるんですかね。』
一気に目が覚めた。
布団をめくると、私の隣に直立うつ伏せ状態のテヒョンが寝ていた。
その体制で呼吸は可能なんですか？
ーーーー
ーーー
ーー
ー
A『ちょっとジミナ！』
私は無駄に広い家を全力で走ってジミンの部屋のドアを思いっきり開けた。
いや、正確にはジミンとテヒョンの部屋だ。
JM「んぅ、まだねむぅい…。」
A『可愛こぶるな！』
ふにゃふにゃ文句を言っているジミンの糸目を私の親指と人差し指で無理矢理開眼させる。
JM「やめて僕の目が破れちゃう。」
A『そんなこたぁどうでもいいんだよ。何でテヒョンイが私のベッドで寝てんのか説明していただきたい。』
JM「なんだってそれはぶっ飛ばし案件だな。」
ジミンは知らなかったみたいでピョンっと飛び起きるとドスドス部屋を出て行った。
＼
JM「何抜け駆けしてんの!?」
/
＼
TH「何もしてない!一緒に寝ただけ!」
/
抜け駆けってなんだよ。
＼
JM「ピュアなフリして!この野郎!」
/
＼
TH「あ!叩いた!」
/
ドアの向こうからドタバタ音が響く。
＼
JN「うるっさいのよぉぉお!!」
/
ソクジンの超音波ボイスが2Fに響き渡る。
＼
JN「僕は低血圧なんだよぉお!」
/
ソクジンがガチギレしたのでこの件はうやむやなまま強制終了となった。
ーーー
ーー
ー
JM「テヒョンイが一緒に寝たかったんだって。だから、今夜は僕と一緒に寝ようね。」
A『いや意味わかんないから。』
JM「んふふふっ。や・く・そ・く！」
A『……。』
前髪をかきあげながら部屋に戻ってきたジミンはニヤつきながら私の小指を自分の小指と絡めた。
普通に鳥肌が立ったので、私は黙ってジミンの部屋を後にした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たるぎうゆ(プロフ) - 破壊神と希望さん» こんばんは、コメントありがとうございます！面白かったと言っていただけて嬉しいです！またお時間ある時に他の作品もよろしくお願いします^_^ (2022年1月31日 0時) (
レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
破壊神と希望 - 「女子力上げろよ、ブス。」は辛辣ですね。ｗｗｗｗｗｗ面白かったです！他の作品も見てみます！！ (2022年1月19日 22時) (レス) @page4 id: 929eb11238 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - ただのねこ。さん» こんばんは、コメントありがとうございます！私生活が忙しすぎてなかなかこちら更新できず申し訳ありません〜泣！コメント励みになります！亀更新ですがよろしくお願いします！ (2021年11月1日 22時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
ただのねこ。(プロフ) - はじめまして、家政婦の話から飛んできました！！たるぎうゆさんの書くお話めちゃくちゃ面白くてを気に入りです🥰これからも面白いお話楽しみにしてます！！ (2021年10月18日 14時) (レス) @page11 id: d97119f7f9 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎうゆ(プロフ) - あっとゆんぎゃさん» こんばんは〜！いつもありがとうございます(*^^*)ナムのお話も続きが書けたらなと思っております笑ピョンテばっちこーい！笑 (2021年9月23日 20時) (レス) id: a4e68f895a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たるぎうゆ
| 作成日時：2020年7月31日 20時
